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2021年12月09日 令和3年第7回定例会(第4号) 本文
2021年12月09日 令和3年第7回定例会(第4号) 名簿

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  1. 宇佐市議会 2021-12-09
    2021年12月09日 令和3年第7回定例会(第4号) 本文


    取得元: 宇佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-03-29
    2021年12月09日:令和3年第7回定例会(第4号) 本文 (278発言中0件ヒット) ▼最初のヒット箇所へ(全 0 箇所) / この文書をダウンロード   ○ 会 議 の 経 過 (四日目)           開議 午前十時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)皆さん、おはようございます。  本会議の内容はですね、インターネットの動画共有サービスを活用して動画の生配信を行っておりますが、途中で映像が乱れる場合がありますので、あらかじめ御了承ください。  ただいま出席議員は二十一名で、地方自治法第百十三条の定足数に達しておりますので、議会は成立いたしました。  令和三年十二月第七回宇佐市議会定例会を再開いたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、昨日に引き続き市政一般に対する質問となっております。   ~ 日程第一 市政一般に対する質問 ~ ◯議長(衛藤博幸君)日程第一、市政一般に対する質問を議題といたします。  通告がありますので、順次発言を許します。  市政一般に対する質問一覧表(令和三年十二月九日) ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━┓ ┃ 発言者  │        発言の要旨        │ 答弁を求 ┃ ┃      │                     │ める者  ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃八番    │一、新型コロナウイルス感染症について   │市長および ┃
    ┃多田羅純一君│ (1)第六波感染拡大防止に向けた今後の取  │担当部課長 ┃ ┃      │  り組みはどの様に考えているか。    │      ┃ ┃      │ (2)ブースター接種(三回目の接種)の課  │      ┃ ┃      │  題はないのか。            │      ┃ ┃      │ (3)年末年始、期間限定で抗原検査センタ  │      ┃ ┃      │  ーの再開は検討出来ないか。      │      ┃ ┃      │二、ゼロカーボンシティを目指す取り組み  │      ┃ ┃      │ について                │      ┃ ┃      │ (1)市内の再生可能エネルギーの利用促進  │      ┃ ┃      │  はどのような状況か。         │      ┃ ┃      │ (2)宇佐市温暖化対策実行計画書の「地域  │      ┃ ┃      │  環境の整備及び改善」項目の中でバリ  │      ┃ ┃      │  アフリー化を進めるとあるが、現在の  │      ┃ ┃      │  進捗はどのような状況か伺う。     │      ┃ ┃      │ (3)循環型社会の構築を目指す為、更なる  │      ┃ ┃      │  ゴミの分別や再資源化はどのように考  │      ┃ ┃      │  えているか伺う。           │      ┃ ┃      │三、特別養護老人ホーム等の食費について  │      ┃ ┃      │  本年八月、介護保険改正により食費が  │      ┃ ┃      │ 二倍になり毎月二万円を超える負担とな  │      ┃ ┃      │ っている利用者に対し、急変緩和措置や  │      ┃ ┃      │ 支援制度が必要と考えるが市の見解を伺  │      ┃ ┃      │ う。                  │      ┃ ┃      │四、宇佐ブランド認証について       │      ┃ ┃      │ (1)現在の登録商品数はどのくらいあるの  │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)ブランド認証されるとどの様なメリッ  │      ┃ ┃      │  トがあるのか。            │      ┃ ┃      │ (3)登録商品の更なる販路拡大はどの様に  │      ┃ ┃      │  取り組まれているか。         │      ┃ ┃      │五、農業者支援について          │      ┃ ┃      │  昨年と比べ米価が大きく下がり、農家の │      ┃ ┃      │ 経済的支援が必要ではないかと思うが市の │      ┃ ┃      │ 見解を伺う。              │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十八番   │一、院内町養豚場問題について       │市長および ┃ ┃高橋宜宏君 │ (1)一部豚舎と工作物三基の建築確認申請  │担当部課長 ┃ ┃      │  が提出されておらず、宇佐市が違法性  │      ┃ ┃      │  を確認して二年六ヶ月になろうとして  │      ┃ ┃      │  いる。これまでの答弁を要約すると、  │      ┃ ┃      │  「昨年十二月にようやく構造計算書を  │      ┃ ┃      │  添えて報告書が提出されたが、いくつ  │      ┃ ┃      │  かの書類が不足。本年一月五日に一月  │      ┃ ┃      │  二十日の期限付きで提出を求めてい   │      ┃ ┃      │  る。期限は大幅に遅れ、三月八日に不  │      ┃ ┃      │  足書類の一部が提出され報告書の審査  │      ┃ ┃      │  を行った。その結果、三月十二日に建  │      ┃ ┃      │  築士あてに報告書の内容に対する質疑  │      ┃ ┃      │  事項を渡し、回答及び追加検討の指導  │      ┃ ┃      │  を行うとともに他の不足書類の提出を  │      ┃ ┃      │  促したという。その後、新たに別の疑  │      ┃ ┃      │  義が見つかったことから、五月二十一  │      ┃ ┃      │  日に追加の質疑事項の照会を行い、回  │      ┃ ┃      │  答と他の不足書類の提出を求めてい   │      ┃ ┃      │  る」とのこと。その後どうなったの   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │ (2)平成三十年九月定例会の一般質問で、  │      ┃ ┃      │  養豚場が汚水の放流許可を取得しない  │      ┃ ┃      │  まま違法に用水路に垂れ流している問  │      ┃ ┃      │  題を指摘して以来、早三年三ヶ月が経  │      ┃ ┃      │  過した。本年六月定例会一般質問では  │      ┃ ┃      │  「昨年十二月七日付けで提出された放  │      ┃ ┃      │  流許可申請書については、申請書を受  │      ┃ ┃      │  付し審査を行ったところ、添付書類に  │      ┃ ┃      │  不備があったことから補正を求めてい  │      ┃ ┃      │  ましたが、期限までに業者からの提出  │      ┃ ┃      │  はなかった。そのため業者に対して必  │      ┃ ┃      │  要事項について再度説明を行い、本年  │      ┃ ┃      │  三月十七日付けで不許可通知を送付   │      ┃ ┃      │  し、申請書の再提出を求めている」と  │      ┃ ┃      │  の答弁だった。その後どうなったの   │      ┃ ┃      │  か。                 │      ┃ ┃      │二、行政手続きの電子化について      │      ┃ ┃      │  大分県は二十三年度末までにスマート  │      ┃ ┃      │ フォンで二十四時間三百六十五日、どこ  │      ┃ ┃      │ でも手軽に行政手続きができるよう電子  │      ┃ ┃      │ 化をすすめている。年間百回以上の利用  │      ┃ ┃      │ がある計三百八十三件は二〇二三年度末  │      ┃ ┃      │ までにオンラインで対応可能にし、従来  │      ┃ ┃      │ の紙ベースの窓口申請と併用し、電子申  │      ┃ ┃      │ 請が主流となるよう利用促進に力をいれ  │      ┃ ┃      │ るという。また現金で扱う窓口支払いの  │      ┃ ┃      │ キャッシュレス化も推進していくとい   │      ┃ ┃      │ う。宇佐市の行政手続きの電子化とキャ  │      ┃ ┃      │ ッシュレス決済の現況と今後の見通しや  │      ┃ ┃      │ 計画を併せてお尋ねする。        │      ┃ ┃      │三、太陽光問題について          │      ┃ ┃      │  太陽光発電設備の設置が引き起こす景  │      ┃ ┃      │ 観や自然破壊などの問題が各地で深刻化  │      ┃ ┃      │ している。毎日新聞が四十七都道府県を  │      ┃ ┃      │ 取材したところ三十七府県がトラブルを  │      ┃ ┃      │ 抱えていることが判明した。太陽光問題  │      ┃ ┃      │ は開発と環境の両立が必要になるわけだ  │      ┃ ┃      │ が、こうした中、五月に成立した改正地  │      ┃ ┃      │ 球温暖化対策推進法は、再生エネ施設を  │      ┃ ┃      │ 積極的に導入する「促進区域」を設定す  │      ┃ ┃      │ ることを市町村の努力義務とした。つま  │      ┃ ┃      │ り開発を認める土地と認めない土地に分  │      ┃ ┃      │ けて立地規制する「ゾーニング」と呼ば  │      ┃ ┃      │ れる手法だ。さて太陽光に対し現在野放  │      ┃
    ┃      │ し状態の宇佐市だが、今後どのような対  │      ┃ ┃      │ 策を講じていくつもりか。        │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃十三番   │一、生活道と通学路の整備について     │市長、教育長┃ ┃辛島光司君 │ (1)松崎地区(和間通学路)の主要道路が  │および   ┃ ┃      │  南北への一本となっている。災害時   │担当部課長 ┃ ┃      │  等、迂回できるようにならないか。   │      ┃ ┃      │ (2)五百羅漢入り口からの道路整備の計画  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (3)西大堀地区のクリーンセンターへの道  │      ┃ ┃      │  路が暗い。見守り灯・街路灯などで明  │      ┃ ┃      │  るくできないか。           │      ┃ ┃      │二、子どもたちの生活環境整備について   │      ┃ ┃      │ (1)図書館・児童館への交通網整備を充実  │      ┃ ┃      │  できないか。             │      ┃ ┃      │ (2)健康に関して専門家との連携は。    │      ┃ ┠──────┼─────────────────────┼──────┨ ┃五番    │一、宇佐高田医師会病院の早期建て替え推  │市長、副市長┃ ┃中本 毅君 │ 進について。              │教育長および┃ ┃      │ (1)宇佐高田医師会病院の建物は老朽化が  │担当部課長 ┃ ┃      │  著しく、早期の建て替えを実現すべき  │      ┃ ┃      │  である。国・県の動向や、市民が受益  │      ┃ ┃      │  者となる豊後高田市の動向も含め、現  │      ┃ ┃      │  状と課題は。             │      ┃ ┃      │ (2)休業中の「はちまんの郷 グリーンパ   │      ┃ ┃      │  ークホテルうさ」を宇佐高田医師会病  │      ┃ ┃      │  院の成人病検診センターに転用し、ま  │      ┃ ┃      │  た、病院自体を同ホテル近くに移転す  │      ┃ ┃      │  る計画があると報道されている。宇佐  │      ┃ ┃      │  市医師会はかつて同地に移転を計画し  │      ┃ ┃      │  たが、本格的な調査の結果、ドクター  │      ┃ ┃      │  ヘリの運用に支障が起こりうる鉄塔の  │      ┃ ┃      │  存在や、周辺の水圧など、安全性の観  │      ┃ ┃      │  点から同地への移転を公式に撤回した  │      ┃ ┃      │  経緯があると聴いた。それが何故、ホ  │      ┃ ┃      │  テルの休業と同時期に同地への移転に  │      ┃ ┃      │  動き出したのか、市民の理解が得られ  │      ┃ ┃      │  る透明性の高い説明を求めたい。    │      ┃ ┃      │   なお、この質問は市民の安全が軽視  │      ┃ ┃      │  されていないかを心配するものであ   │      ┃ ┃      │  り、同地への移転に関して賛成・反対  │      ┃ ┃      │  に偏らない、中立的な立場で行うもの  │      ┃ ┃      │  である点、ご理解頂きたい。      │      ┃ ┃      │ (3)「はちまんの郷 グリーンパークホテ   │      ┃ ┃      │  ルうさ」の跡地利用については、透明  │      ┃ ┃      │  性の高い公募により決定すべきではな  │      ┃ ┃      │  いか。また、市が所有する周辺土地の  │      ┃ ┃      │  無償譲渡や無償貸与を求められた場合  │      ┃ ┃      │  には、第三セクター方式による市の積  │      ┃ ┃      │  極的関与も検討しては。        │      ┃ ┃      │二、都市計画について。          │      ┃ ┃      │  市では住民要望に応じ各地・各所の整  │      ┃ ┃      │ 備に積極的に取り組んでいると認識して  │      ┃ ┃      │ いるが、全体的な都市計画と各地でのミ  │      ┃ ┃      │ ニ開発との、整合性を維持していく問題  │      ┃ ┃      │ 意識を有しているか。          │      ┃ ┃      │三、ゴミ収集について。          │      ┃ ┃      │ (1)市のごみ袋販売について、売上と利益  │      ┃ ┃      │  の状況は。ごみ袋の品質に関して、周  │      ┃ ┃      │  辺自治体との違いはあるか。      │      ┃ ┃      │ (2)長洲、柳ヶ浦、四日市などで、ごみ集  │      ┃ ┃      │  積所に指定されていない自宅前等にゴ  │      ┃ ┃      │  ミ出しがされている事例がある。ルー  │      ┃ ┃      │  ル違反であるだけでなく、まちの景観  │      ┃ ┃      │  にとってもマイナスである。ごみ集積  │      ┃ ┃      │  所は市内二千三百ヶ所程度、指定され  │      ┃ ┃      │  ていると記憶しているが、それ以外の  │      ┃ ┃      │  場所に独自のゴミ出しが行われる事例  │      ┃ ┃      │  も長年続き、拡大しているとの声が収  │      ┃ ┃      │  集現場から聴こえてくる。収集現場は  │      ┃ ┃      │  疲弊している。自治会にも協力して頂  │      ┃ ┃      │  き、ゴミ出しマナー向上の活動をじっ  │      ┃ ┃      │  くりと進めては。           │      ┃ ┃      │四、火葬場の使用料について。       │      ┃ ┃      │  宇佐市葬斎場「やすらぎの里」の市内  │      ┃ ┃      │ 使用料は十二歳以上一体一万五千五百   │      ┃ ┃      │ 円、中津市「風の丘葬斎場」は同一万二  │      ┃ ┃      │ 千円、豊後高田市「悠久の杜」は無料と  │      ┃ ┃      │ なっている。宇佐市の使用料について算  │      ┃ ┃      │ 定根拠を知りたいとの声や、できれば周  │      ┃ ┃      │ 辺自治体との料金差を解消して欲しいと  │      ┃ ┃      │ の声を聞くが、市の認識は。       │      ┃ ┃      │五、マイナンバーカードの普及促進につい  │      ┃ ┃      │ て。                  │      ┃ ┃      │  市役所へ自動車等の移動手段がない高  │      ┃ ┃      │ 齢者から、各地区へマイナンバーカード  │      ┃ ┃      │ 発行の出張手続きをして欲しいとの声を  │      ┃ ┃      │ 聞くが、検討しては。          │      ┃ ┃      │六、アーバンスポーツの振興について。   │      ┃ ┃      │  東京オリンピック・パラリンピックに  │      ┃ ┃      │ よる国民意識の高揚があり、スケートボ  │      ┃ ┃      │ ードやMTB(マウンテンバイク)等の  │      ┃ ┃      │ アーバンスポーツに関する宇佐市民の関  │      ┃ ┃      │ 心も高まっていると感じる。「始めてみ  │      ┃ ┃      │ たいが、練習場所がない」という声も耳  │      ┃ ┃      │ にする。市の認識は。          │      ┃ ┃      │七、ICT(情報技術)の利活用推進につ  │      ┃ ┃      │ いて。                 │      ┃ ┃      │  市民の方から「宇佐市はICT分野の  │      ┃ ┃      │ 取り組みが進んでいる」との声をよく聞  │      ┃
    ┃      │ くようになった。これは良い傾向である  │      ┃ ┃      │ が、例えば民間企業との包括連携協定を  │      ┃ ┃      │ 結んだ後、個別具体的な取り組みは進ん  │      ┃ ┃      │ でいるか。               │      ┃ ┃      │八、自宅介護について。          │      ┃ ┃      │  市内には要介護度の高い家族を自宅で  │      ┃ ┃      │ 介護している例も少なくない。自宅介護  │      ┃ ┃      │ の苦労を市はどのように把握している   │      ┃ ┃      │ か。                  │      ┃ ┃      │九、フードロス対策や子供の居場所作りに  │      ┃ ┃      │ ついて。                │      ┃ ┃      │ (1)市も高い関心を有し、各種積極的に取  │      ┃ ┃      │  り組んでいると認識しているが、現状  │      ┃ ┃      │  と課題は。              │      ┃ ┃      │ (2)子供食堂の運営を続けていくために   │      ┃ ┃      │  は、現実として運営資金の問題も大き  │      ┃ ┃      │  いと、現場の声を聴いた。市の認識と  │      ┃ ┃      │  対応は。               │      ┃ ┃      │十、投票率の向上について。        │      ┃ ┃      │  親の背中を見て、子供も将来投票へ行  │      ┃ ┃      │ くよう、子連れ投票を促進しては。    │      ┃ ┃      │十一、市役所前の新たな広場や駐車場の活  │      ┃ ┃      │ 用について。              │      ┃ ┃      │ (1)足の不自由な方や車椅子の方も駐車場  │      ┃ ┃      │  から庁舎へと移動しやすいよう、駐車  │      ┃ ┃      │  場からの動線や段差を改めて確認して  │      ┃ ┃      │  は。                 │      ┃ ┃      │ (2)新庁舎完成記念式典に伴うイベントに  │      ┃ ┃      │  は、多くの市民が集い、楽しみ、喜ば  │      ┃ ┃      │  れた。このように市民に喜ばれる広場  │      ┃ ┃      │  として、今後も積極的に活用されるこ  │      ┃ ┃      │  とを期待するが、市の認識は。     │      ┃ ┃      │十二、燃油・ガソリン代の高騰や円安の進  │      ┃ ┃      │ 行について。              │      ┃ ┃      │  燃油・ガソリン代の高騰や円安の進行  │      ┃ ┃      │ は、市民生活にも大きな影響を与えてい  │      ┃ ┃      │ るが、市の認識は。           │      ┃ ┃      │十三、SDGs(エスディージーズ)につ  │      ┃ ┃      │ いて。                 │      ┃ ┃      │  市の推進状況は。           │      ┃ ┃      │十四、道の駅について。          │      ┃ ┃      │  開設時期および公募の方針は。道の駅  │      ┃ ┃      │ 周辺だけでなく、広く市内の団体・個人  │      ┃ ┃      │ から公募への関心の声が聞かれるように  │      ┃ ┃      │ なってきた。公募に際しては広く呼び掛  │      ┃ ┃      │ けては。                │      ┃ ┃      │十五、市長主導による歳入増加策につい   │      ┃ ┃      │ て。                  │      ┃ ┃      │ (1)ふるさと納税に関する取り組み状況   │      ┃ ┃      │  は。返礼品の充実にも努めていると認  │      ┃ ┃      │  識しているが、返礼率について市の考  │      ┃ ┃      │  えは。                │      ┃ ┃      │ (2)地方交付税交付金は宇佐市にとって貴  │      ┃ ┃      │  重な財源である。特別交付税につい   │      ┃ ┃      │  て、市長のトップ外交による霞が関へ  │      ┃ ┃      │  の要望活動も行われていると聞くが、  │      ┃ ┃      │  その内容は。             │      ┃ ┃      │十六、市民の健全な資産形成について。   │      ┃ ┃      │ (1)「貯蓄から投資へ」と国が推進し、資  │      ┃ ┃      │  産形成に関する国民の関心は高まり、  │      ┃ ┃      │  例えば高校家庭科においても資産形成  │      ┃ ┃      │  の指導が行われることとなった。積立  │      ┃ ┃      │  NISA(ニーサ)等による健全な資  │      ┃ ┃      │  産形成の啓発を市は行っては。     │      ┃ ┃      │ (2)市内では金融マルチ商法等による詐欺  │      ┃ ┃      │  被害も、公表されない事例を含め、多  │      ┃ ┃      │  数発生していると認識している。市の  │      ┃ ┃      │  対策は。               │      ┃ ┃      │十七、うさ児童館の運営状況について。   │      ┃ ┃      │  平成二十七年三月にオープンして以   │      ┃ ┃      │ 来、蔵書や遊具が充実してきた実感があ  │      ┃ ┃      │ る。また、父親の利用も多く、良い傾向  │      ┃ ┃      │ であると感じている。施設の現状と課題  │      ┃ ┃      │ に関して、市の認識は。         │      ┃ ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━┛ ◯議長(衛藤博幸君)まず八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)皆さん、おはようございます。議席番号八番 市民れんごうの多田羅純一でございます。  お忙しい中傍聴に来てくださいまして、本当にありがとうございます。コロナ禍でなかなか傍聴、これまでできませんでしたけれども、少しずつですけど元に戻りつつあるのかなというふうに思うところでございます。  それでは、事前通告に従い一般質問をさせていただきますが、今回五項目十一点の質問をさせていただきます。  一項目め、新型コロナウイルス感染症についてでございます。  一点目、第六波感染拡大防止に向けた今後の取組はどのように考えていられるでしょうか。  二点目、ブースター接種(三回目の接種)の課題はないのか。  三点目、年末年始期間限定で抗原検査センターの再開はできませんでしょうか。  二項目め、ゼロカーボンシティについての取組についてでございます。  一点目、市内の再生可能エネルギーの利用促進はどのような状況か。  二点目、宇佐市温暖化対策実行計画書の地球環境の整備及び改善項目の中でバリアフリー化を進めるとありますが、現在の進捗はどのような状況か伺います。  三点目、循環型社会の構築を目指すため、さらなるごみの分別や再資源化はどのように考えているのかお伺いいたします。  三項目め、特別養護老人ホーム等の食費についてでございます。  一点目、本年八月、介護保険改正により食費が二倍になり、毎月二万円を超える負担となっている利用者に対し、急変緩和措置や支援制度が必要と考えます。市の考えを、見解を伺います。  四項目め、宇佐ブランド認証についてです。  一点目、現在の登録商品数はどのくらいあるのか。  二点目、ブランド認証されるとどのようなメリットがあるのか。  三点目、登録商品のさらなる販路拡大はどのように取り組まれていますか、伺います。  五項目め、農業支援についてでございます。  昨年と比べ米価が大きく下がり、農家の経済的支援が必要ではないかと思います。市の見解を伺います。  以上です。一回目の質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、多田羅純一議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)皆さん、おはようございます。市長の是永でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えをいたします。
     一項目め、新型コロナウイルス感染症についての一点目、第六波感染拡大防止に向けた今後の取組はについてでありますが、本市では十月二日から新規感染者は発生しておらず、落ち着いた状況となっております。しかしながら諸外国では新規感染者が増加傾向にあるほか、国内でも変異したオミクロン株の感染者が確認されるなど、油断はできないと考えております。  第六波感染拡大防止に向けての対策ですが、一つ目は基本的感染防止対策の徹底であります。不織布マスクの着用、三密の回避に加え、室内の換気などの徹底を呼びかけてまいります。  二つ目は三回目のワクチン接種であります。本市では現在二回目接種者の全人口に占める割合は約八割となっておりますが、引き続き未接種者への接種機会を確保いたします。また、十二月から始まった三回目接種につきましては、全ての希望者が接種できるよう準備を進めるとともに、引き続き医師会とも連携してまいります。  三つ目は医療提供体制の確保であります。所管している県によりますと、医療機関の協力により病床数五百床、宿泊療養施設も十二施設、千三百四十九室を確保し、常に三施設、四百四十四室は即座に対応できる体制を取っているとのことであります。  二点目、ブースター(三回目接種)の課題についてでありますが、三回目接種は十二月から医療従事者、一月からは高齢者と高齢者施設の従事者を対象に随時接種が始まります。課題としましては、国が一回目、二回目と異なる種類のワクチンの接種を認めたことであります。異なるワクチンとなる場合、市民が混乱しないように十分な説明に努めてまいりたいと考えております。また、予約に関しては予約センターのウェブ予約を充実させ、予約の支援を窓口や電話で対応する等の工夫をいたしております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの新型コロナウイルス感染症についての三点目及び三項目めの特別養護老人ホーム等の食費についてを福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)皆さん、おはようございます。福祉保健部長の岡部です。八番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、新型コロナウイルス感染症についての三点目、年末年始、期間限定で抗原検査センターの再開は検討できないかについてですが、本市では感染拡大期の五月十六日から十月末まで抗原検査センターを設置してまいりました。十一月一日からは新規感染者が確認された事業所に対して保健所がフォローしない接触者へ検査キットを一事業所当たり上限三十セットまで配付します。また、現在抗原検査キットは一般の方でも薬局で購入できるようになっています。今後、感染拡大期には国や県が無症状者への無料検査の実施を検討しているとのことであり、市といたしましては国や県の動向に注視しながら連携に努めてまいります。  次に、三項目め、特別養護老人ホーム等の食費について二倍になった利用者に対する急変緩和や支援制度はについてですが、介護保険制度発足当時は特別養護老人ホーム等の居住費・食費は保険給付に含まれていましたが、平成十七年度の制度改正により、在宅の方との公平性等の観点から居住費・食費は給付の対象外とされました。併せて住民税非課税世帯である入所者については世帯の課税状況や本人の年金収入及び所得を勘案して特定入所者介護サービス費として介護保険施設についての居住費・食費の負担軽減を行うこととされました。  本年八月の介護保険法の改正では公平性を確保し、能力に応じた負担とする観点から現状の特定入所者介護サービス費の利用者の所得、資産の段階を一段階増やし、軽減を受けられない方と軽減を受けられる中で負担能力が高い第三段階の負担額の差を小さくすることで各段階の負担額の差がよりなだらかになるような構成になりました。この改正により、公平性が確保及び保険給付費が低減され、制度の持続可能性を高めることができるものと認識しております。  低所得者に対する介護保険料や利用料の軽減策については、国の責任において財政措置を含め総合的かつ統一的な対策を講じるよう抜本的な見直しを行うこと等を全国市長会を通じて国に要求しておりますが、今後とも改正の趣旨説明を丁寧に行い、理解を求めてまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めのゼロカーボンシティを目指す取組についての一点目及び三点目を市民生活部長 加来 定君。 ◯市民生活部長兼市民課長(加来 定君)皆さん、おはようございます。市民生活部長の加来でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  二項目め、ゼロカーボンシティを目指す取組についての一点目、市内の再生可能エネルギーの利用促進状況は、についてですが、市では地球温暖化の対策として公共施設はもとより、市民や事業者の再生可能エネルギー導入を積極的に進めるため、調査・研究を行っているところです。  本市の公共施設や事業者の再生可能エネルギー導入状況ですが、令和二年版県環境白書によると太陽光発電設備が二十三施設、ソーラー照明灯が三施設、太陽熱利用施設が一施設、バイオマスエネルギー利用が三施設となっています。現在、再生可能エネルギーの導入を積極的に進めるため、地球温暖化対策実行計画の見直しを行っており、また、市民向けに蓄電池購入補助金を創設するなどの取組を行っているところです。  今後も国・県等が実施する施策や補助、助成制度に注視しながら関係各課と連携し、利用促進を図るとともに、周知・啓発に努めてまいります。  三点目、循環型社会の構築を目指すため、さらなるごみの分別や再資源化はどのように考えているかについてですが、家庭ごみの出し方、分け方のチラシ配布等によりごみの減量化及び再資源化に対する啓発を図るとともに、水きり、食べきり、使いきりの三きり運動、生ごみ処理機等による堆肥化の促進、缶、瓶、ペットボトルはもとより、古紙、古布、廃油等の拠点回収などにより、ごみの分別、再資源化に取り組んでいます。また、今年度より家庭で不要となった食料品の中でまだ活用できるものを市社会福祉協議会を通じて子ども食堂などへ届ける取組を行っているところです。  議員御指摘のさらなるごみの分別や再資源化につきましては今後、国・県の施策を踏まえながら、ごみ処理の広域化も控えていることから他市の状況を参考に調査・研究を行ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めのゼロカーボンシティを目指す取組についての二点目を建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)皆さん、おはようございます。建設水道部長の城でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、ゼロカーボンシティを目指す取組についての二点目、バリアフリー化を進めるとあるが、現在の進捗はについてですが、市では庁舎や市営住宅、学校等の公共建築物の建て替えや改修等に際し、快適で安全に利用できるようバリアフリー化を順次進めております。また、現在整備を進めているJR柳ヶ浦駅においては多目的トイレを新設しており、今年度から取りかかる駅前広場についても車両へのスムーズな乗降が可能となるバリアフリー化に取り組むこととしております。  道路については、新設や大規模な改修の際、道路管理者による歩道の拡幅や歩道と車道の段差解消、歩道の連続性の確保など改善に取り組んでおります。現在の状況といたしましては、市道では整備中の都市計画道路上田四日市線並びに東上田城井線において歩道と車道との段差を最小限にするとともに、車椅子、自転車での走行にも配慮した自歩道の整備を進めております。また、国道・県道では国道三百八十七号や県道中津高田線、宇佐本耶馬渓線など多くの箇所において自歩道整備を順次進めています。  これまでの取組により市内のバリアフリー化は着実に進んでいると考えておりますが、今後もバリアフリー化の推進に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、四項目めの宇佐ブランド認証について及び五項目めの農業者支援についてを経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)皆さん、おはようございます。経済部長の出口でございます。八番 多田羅議員の一般質問にお答えします。  四項目め、宇佐ブランド認証についての一点目、現在の登録商品数はについてですが、宇佐ブランド認証品は市内で生産された一次産品を主原料とした加工品や市内で製造加工された宇佐にゆかりのある加工品のほか、JAなどから推薦された一次産品について専門家や消費者代表などによる審査を経て、市六次産業創造推進本部会議において認定されたもので、現在五十三事業者、百五商品が認定されております。  二点目、ブランド認証されるとどのようなメリットがあるのかについてですが、認証されますとその商品に市が発行する宇佐ブランド認証シールを貼ることができるとともに、市で作成している宇佐ブランド認証品カタログやチラシに掲載されます。さらに小倉井筒屋、福岡三越などで開催する宇佐フェアへの出品、トキハインダストリーや宇佐空の郷などの六次産品販売コーナーでの常設販売、地域資源二〇〇%活用補助事業により認証品の増産を行うための施設改修補助金の申請が可能になるほか、専門家によるパッケージデザイン作成や販路開拓などの支援も優先的に受けることができます。  三点目、登録商品のさらなる販路拡大をどのように取り組まれているかについてですが、トキハや小倉井筒屋などのデパートイベント時にカタログを用いてギフトバイヤーや常設バイヤーへの売り込みを行っております。また、今年度新たに株式会社岩田屋三越のバイヤーへの売り込みのほか、東京の県公式アンテナショップ坐来大分での陳列販売などを実施して販路拡大につながるよう取り組んでおります。  次に五項目め、農業者支援について昨年と比べ米価が大きく下がり農家の経済的支援が必要ではないかと思うが市の見解は、についてですが、米の価格につきましては県下で広く栽培されているヒノヒカリを例に取りますと、令和元年産の一等米六十キログラム当たりの値段は一万三千五百円でしたが、令和二年産は一万二千五百円、本年産は概算金段階ですが、一万八百円と下落しております。価格の下落につきましては、新型コロナウイルスの蔓延により外食産業による米需要が激減した上、不作であった昨年や一昨年と比較すると今年は全国の作況指数も平年並みであったため余剰感が膨らんでいることが要因の一つであると考えられます。  昨年来の米価の下落は市の基幹産業である農業経営に非常に厳しい影響を与えているものと考えております。市としましては農業者の生産意欲を喚起し、農業経営の安定を図るため、何らかの支援を行う方向で検討しているところです。また、経営努力では避けられない収入の減少を保障する新たなセーフティネットとして導入された収入保険制度により多くの農業者が加入し、持続的な経営の安定と農業の維持につながるよう保険料等の負担を軽減する対策についても検討してまいりたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  八番 多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それではですね、順次、質問をさせていただきます。  まず、一項目めになりますけれども、もう今現在、冒頭でもお話しさせていただいたんですが、かなり落ち着いてきている状況ではございます。ちょっと質問のほうに入りますけれども、第六波の発生時期についてはいつ頃が予想されるのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部です。多田羅議員の再質問にお答えします。  第六波の発生時期についてですが、一般的には人流が活発になって人と人との接触が増えるという時期ですので、年末年始を終えた一月初旬から中旬頃ではないかなというふうに見ております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そうです、今、言われたとおりだと思います。また、専門家のほうによりますとですね、人工知能、AIを使った分析でも来年の一月中旬に第六波のピークが迎えられると予想されております。また、南アフリカのほうでは新たな変異株が発生して未知の脅威を今、振るっている状況でございます。  答弁のほうにもありましたけれどもこの年末年始、特に注意していくことということがあるのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)お答えします。  オミクロン株といいましても新型コロナですので、これまでの対策と基本的には変わりございません。不織布マスクの着用や三密の回避、室内の十分な換気など基本的な感染対策の防止に努めていただきたいと思いますし、呼びかけていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)これまでどおりの感染予防対策をですね、粛々と行って継続して気を緩めないように私自身もしていきたいと思います。  二点目のブースター接種の課題です。  報道でも三回目の接種は今、少しずつ始まってはいるんですが、昨年の時点では人口の六〇から七〇%が二回接種していれば感染拡大は抑えられるというふうに言われておりました。その後デルタ変異ウイルス等が発生したことからウイルスの戦い方も根本的に変わってきているというふうに言われております。  今後も様々なデータを基に対策のほう、されていくとは思うんですけども、今の段階の報道では一回目、二回目、異なるワクチンを接種するほうが免疫が上がるということですけども、市内ではどちらのワクチンを進めていくのかを伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)お答えいたします。  交互接種については国からは正式に免疫が上がるという報告は出ておりません。しかしワクチンは前回、主に市内で打ったファイザーを中心にモデルナワクチンも相当量入ってまいります。二種類のワクチンを打っていくということになりますので、供給状況に応じて市民がどちらのワクチンを選ぶかというようなことが課題となりますが、選んでいただいて接種していただくということになると思います。  市民の皆様にはワクチンの種類にかかわらず免疫を上げるためにも三回目の接種をしていただくということが重要になってきますので、そういった呼びかけもしてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。接種のほうについては市民の皆さんの判断に任せるということで分かりました。そういった三回目を打つことに対してのしっかりした内訳というか、内容をしっかり展開のほうをしていただきたいというふうに思います。  それでは、例えば市内で接種を行った方が市外で三回目の接種を受ける場合や市外で二回接種してその後宇佐市のほうに転入してきて三回目を市内で接種する場合は、市内においてはしっかり通知が届いていかなければならないというふうに思うんですけれども、個々のこれまでの接種したワクチンは市として把握のほうはされているのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)お答えいたします。  一回目、二回目、宇佐市民の方についてはいつ、どのワクチンを打ったという把握ができております。例えば転入者についてはその接種歴を今の国のワクチン接種記録システムでありますVRSで実は把握できないようになっておりまして、ただ、対策として国が今後十二月中にそのシステムを改修して市町村がひもづけされているマイナンバーを手がかりに転入者の接種歴を把握できるようにするという予定であると聞いております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)どちらにしろ転入してきた方々にしっかり通知が行かれるようにはしていただきたいというふうに思います。  それでは、ブースター接種後のワクチンの接種によってはですね、中和抗体のばらつきが発生するというふうに考えられます。感染しやすくなるおそれがあるためですね、中和抗体がどれだけ体内のほうに残っているのかというのが現在、市販の中ではそういったキットとか売っているんですけれども、免疫レベルが検査できるようにしてはいかがでしょうか。質問します。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)中和抗体の検査ですけれども、議員おっしゃるように簡易キットが薬局等で販売されておりますが、厚生労働省によるとその検査キットは期待されているような精度が発揮できない検査法が行われている可能性があり、注意を払わなきゃならないというようなコメントをしております。  市内の医療機関でできるかちょっと調査しましたが、医療機関によっては依頼があれば三千円程度で抗体の数値といいますか、数値が分かる検査はできるということであります。ただ、数値が分かってもその数値が幾らであればじゃあ感染しないのかとか、そこまでのデータがないということで、その免疫レベルの検査はちょっと難しいのかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)宇佐市においては二回目の接種ですね、十一月二十九日時点の情報をLINEのほうで検索させていただいたんですが、七八・七%が接種されているということで、かなり高い数字ではないかなというふうに思います。全国平均でも七五・六%ということなので、高いというところが分かります。  三回目もそれほど高い接種率になるとは思うんですけれども、そもそもワクチンですね、しっかり確保できるんでしょうか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)お答えいたします。  当面三月末まで医療従事者と高齢者、合わせて二万二千人分のワクチンですけれども、これは既に国から確保ができております。今後とも国や県と連携を取りながら希望する市民が全て接種できるように要望していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。三点目に入ります。  抗原検査センターの再開のほうについてですけれども、一般的に感染拡大の原因として感染してからの潜伏期間が長いことや、無症状により知らないうちに人にうつしてしまうことなどですね、知らず知らずのうちに感染しているということがこの新型コロナウイルス感染症の特徴であり、これまでにない大変強い感染力であるということは皆さん御存じだと思います。  現在ですね、今、市の事業では感染が確認された事業所に対して抗原キットを配付するようになっております。感染防止対策としましては有効があるというふうに思うんですけれども、初動における遅れが手後れになり、感染拡大につながるというふうに思っています。皆さんが心配になられるこれからの時期ですね、早期に検査を行う環境や体制を整えることが必要だというふうに考えられますが、いかがでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)福祉保健部長。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)お答えいたします。  抗原検査センターはもうちょっとこれ以上継続するのは無理かなと考えておりますが、抗原検査が必要な方については調剤薬局で安価で検査をすることができます。また、感染拡大傾向期には国が無症状の方も含めて無料で検査ができる体制を今、整えていると、県が具体的には行っておりますが、そういうふうに動いておりますので、国や県の動向に注視しながら連携に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)最後に、現在ブレイクスルー感染、接種していいても感染するだとか無症状で分からない、軽症で実際にかかっていても発見が遅れるということでですね、そんな形なのとあと、今現在、全国どこでもですね、感染が抑えられていることから、かなりもう大丈夫じゃないかなという安心感もありますけれども、今、変異株で毎日一人ずつ増えているという報道も来ていますので、しっかり感染予防を粛々とやってですね、気をつけてまいりたいというふうに思います。  続いて二項目めのカーボンシティを目指す取組についての一点目でございます。  前回九月からちょっとカーボンシティの一般質問させていただいています。皆さんもう既に御存じだと思いますけども、カーボンニュートラルとはですね、排出を全体としてゼロというのはですね、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスを人為的に排出された量から植林・森林管理などによる吸収量を差し引いて合計を実質的にゼロにすることを意味しております。  自動車もですね、ガソリン車、すなわちエンジンがなくなるというふうに言われておりますけれども今、現在ではそのエンジン車もですね、なくならないというふうに私は考えています。車もですね、現段階では電動化が進められており、電気自動車、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、燃料電池と大きく四種類に分かれております。二〇三五年までに全ての車を電動化にする方針が打ち出されておりますけれども、今、研究中でありますガソリン車もクリーンな次世代エネルギー、次世代燃料、また脱炭素燃料へのシフトが考えられるというふうに思いますので、エンジンのほうもまだまだ残るのではないかなというふうに思います。  カーボンシティを目指す取組についてこれまでもさせていただいたんですが、主に前回車のほうを質問させていただいたので、今回ちょっと違う目線で質問させていただきます。地域脱炭素ロードマップをですね、紹介しようというふうに思ったんですけど、ちょっとややこしいので、宇佐市が今発信というか作成しています地球温暖化対策実行計画書に基づいて質問をさせていただきます。  小中学校をはじめとする公共施設での再生可能エネルギーの導入についてですね、まず小中学校の設置状況はどこまで進んでいるのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)教育総務課長。 ◯教育次長兼教育総務課長(上田誠之君)教育総務課長の上田です。八番 多田羅議員の再質問にお答えします。  小中学校の設置状況ということでございますが、回答書のほうにありました太陽光発電設備につきまして市内小中学校では十二校で設備を設置している状況であります。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。ほかの公共施設はどういったところに力を入れているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)すみません、ちょっと質問が聞こえなかったので、もう一度すいません。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)続いて公共施設はですね、どういったところに力を入れているのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)すいません、生活環境課長の河合でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  公共施設でございますが、今年六月に国が地域脱炭素ロードマップというものを示しております。それによると、設置可能な公共施設への太陽光設置率を二〇三〇年に五〇%、二〇四〇年に一〇〇%とする目標を掲げております。まずは当市といたしましてはそれを中心にやっていきたいというふうに考えております。まだ示されたばかりで具体的な分が国、県等から施策が示されておりませんで、その動向を注視するとともに先進地の事例などを参考に進めていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)現在一般的には太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、空気中の熱、その他自然界に属する熱、バイオマス等がありますけれども、宇佐市としてどの地域資源を生かしていくのか、この質問、最後に伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  再生可能エネルギーにつきましてはその地域の特性あるものを推進すべく現在、調査・研究を行っているところでございます。特に先ほど言いました太陽光発電、特に自家用消費型の分に関しては国の方針に基づき家庭や公共施設等の設置の推進をしてまいりたいと考えております。  回答にもございましたが現在、宇佐市では自家用消費に向けての蓄電池の補助制度を行っております。それと自家用発電の発電機能を合わせればよりよい、効率的なものになると思いますので、その辺も含めて推進していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)分かりました。続いて、二点目のバリアフリー化のほうに入ります。  令和三年四月一日に高齢者、障害者等の移動等の円滑の促進に関する法律、バリアフリー法の一部改正する法律が施行されました、道路や路外駐車場では旅客特定車両停留施設が追加されて、建築物では公立小中学校が追加されております。宇佐市でいう旅客特定車両停留施設とはどこに当たるのか、質問いたします。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  議員が言われた旅客特定車両停留施設につきましては、令和三年にバリアフリー法が改正されて設けられた施設ということでございまして、これにつきましては特に特別な構造とか技術基準とかバリアフリーの基準が設けられた施設で、大型のターミナルとかが考えられるというふうに考えておりまして、まだこの基準に設けるような、大分県内でもこういった施設はないというふうに聞いておりますし、宇佐市のほうではまだ、こういった対象になっている指定ということにはまだ想定しているところではございません。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)JR柳ヶ浦駅のほうはバリアフリー化がどんどん進んでおりますけれども、柳ヶ浦駅以外のバリアフリー化も検討されているのか、お伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  柳ヶ浦駅以外につきましてはですね、駅施設でございますのでJR九州のほうで法律に基づいて今のところ二千人以上利用のですね、一日二千人以上の駅を優先的に整備を行っているというふうに聞いております。まだ、ただそれも達成ができてないという中でですね、本市におきましては具体的な計画に至っておりませんが、関係機関での要請活動等を通じてですね、早期のバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化の推進を要望しているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)バリアフリーといえばですね、高齢者、障害者等の移動の円滑化を図るためにやはり商業施設付近の改善がですね、必要だというふうに思います。特に買物をするときに不便だと困るんじゃないかなというふうに考えますけれども、そういったところは改善されているのか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)再質問にお答えいたします。  商業施設が数多く立地しております国道十号沿線につきましては点字ブロックとか歩道と車道の段差解消とかに努めているところではございますが、やはりその幅員が狭いということはもうどうしてもネックとなっておりますので、この点につきましては国土交通省の大分河川国道事務所のほうに問い合わせた中では今後状況に応じて対応してまいりたいという回答をいただいているところではございます。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)それでは、続いて地域環境の整備の項目があるんですけれども、その中でちょっと気になっているのが通学路に対して安全に自転車が通行できているのか、危険な場所がまだまだあるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、特に今、自分が感じているのは宇佐高の通学路でですね、放生会道路から入っていく市道があるんですけれども、そこの車道と自転車道が大変狭いというふうに思っているんですが、その辺の改善はどう考えているのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  議員おっしゃります放生会線から宇佐高へ向かう道路につきましては市道でございます。その道路は以前から学校からも子供の送迎用に車が多く通ると。また、自転車で通行する子供たちと擦れ違うのに危険を感じるという声を聞いておりました。  で、用地等が確保できれば幅員の拡幅はできるんですが、お墓があったりなかなか用地買収が困難な場所でございますので、昨年度三月に道路法の改正に伴いまして宇佐市のほうが構造の見直しを行っております。自転車通行帯というのを造るようなことができますので、今後、学校、また関係機関と協議をしましてできる限り自転車通行帯を確保して車との区別化ができればと考えておりますので、前向きに調査・研究をさせてもらえればと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)ありがとうございます。あそこの市道はですね、これまで土木課のほうに大変よく相談させていただいて、草刈りだとか支障木の撤去だとか早急にやってもらったりしております。私も支障木の撤去だとか穴が空いていたら埋めたりだとか、時にはさびたガードレールに色を塗ったりだとか、これ、ちゃんと許可を取ってやっていたんですけど、やってまいりました。今年度でですね、下の娘が宇佐高をちょっと卒業するので、何かしらの安全対策ができたらなというふうにずっと思いながらきておりましたので、これからも通学路の事故等がないように願うところではございます。  三点目のほうのごみの分別のほうに入ります。  県内市町村の家庭ごみの分け方、出し方やごみの収集カレンダーなどですね、県内の適当なんですけど十か所ほどちょっと印刷してですけれどもちょっと見比べさせていただきました。  そこでちょっと気になったのが資源ごみのプラスチックごみですね、多くの市町村で燃えるごみとして回収されています。一部では燃やさないごみとして回収しているところも見受けられました。隣市ではですね、資源プラとして回収を七月から実施し、燃やすごみの回収量が目に見えて減ったというふうな声もあるみたいですけれども、県内でも数市がプラごみの回収を行っていますが、宇佐市では検討されているのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)多田羅議員の再質問にお答えいたします。  ペットボトル以外のプラスチックごみの再資源化につきましては、県内複数の市が行っており、隣市、具体的には中津市だと思いますが、七月より開始したというふうに承知しております。プラスチックごみの新たな再資源化に向けた取組につきましては、事前に市民への周知であったりとか施設の整備、新たな収集体制の構築などを行う必要がございます。  県内には広域で取り組んでいる自治体もあるようでございます。広域で今、三市で取り組んで新たなクリーンセンターを立ち上げようというふうな動きがございますので、その辺の可能性も含めてですね、導入の可能性を深めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)この項目の中でリサイクル推進団体を支援するというふうにあるんですけれども、推進団体は今現在、幾らありますか。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)再質問にお答えいたします。  現在百十九団体です。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)その推進団体についてはどういった支援を行っているのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)生活環境課長。 ◯生活環境課長(河合長彦君)お答えいたします。  処理業者に出した古紙につきましては、推進団体においては一キログラム当たり三円の補助を出しております。また、新たな保管庫を設置する場合につきましては、保管庫を無償で貸与しております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)家庭ごみの分け方、出し方の一覧表をですね、他市と比べると、宇佐市においてはかなり見やすく表記されているのかなというふうに思うところと、一部、分別も細かく書かれているなといういいところも気づくところもありました。これまで議会の中でも発言があったんですけれども、ペットと瓶は別の袋に分けて回収したほうがいいんかなというふうに思います。  最後になりますけれども、一点目の再生エネルギー、二点目のバリアフリー化、三点目のごみの分別や再資源化はですね、ゼロカーボンを目指すための地球温暖化対策の一環でありますので、今後も気になる項目があればですね、質問させていいただこうと思います。今後も自治体のトップランナーとしてですね、頑張っていただきたいというふうに思います。  続いて、特養の食費の件でございます。  経緯のほうは答弁のほうで説明がありましたので、この対象者ですね、今、何名ぐらいいるのかお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)介護保険課長の奥野でございます。八番 多田羅議員の再質問にお答えいたします。  お尋ねの対象となる段階の方につきましては、本年八月で百二十二人いらっしゃいます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)七月まで一日の食費が六百五十円だった。八月からは千三百六十円ということで、約二倍です。一か月三十日で四万八千円となって、一か月の負担が二万千三百円も増加すると。これ、年間に計算しますと二十五万五千六百円の負担増というふうになりますけれども、こういった介護保険の改正後ですね、市民からの本件の問合せや相談等はなかったんでしょうか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)再質問にお答えします。  この制度改正に対しまして、改正の内容等をお尋ねになる相談といいますか、お問合せの電話は十件程度いただいているということでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)そもそも特別養護老人ホームの入居のメリットについてお伺いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)再質問にお答えいたします。  特別養護老人ホームにつきましては、要介護三以上のですね、重度の方に対するいろいろな身の回りのお世話、あるいは機能訓練を受けられる施設でございます。同じ高齢者施設として宇佐市内にたくさん住宅型有料老人ホームというところがございます。その住宅型有料老人ホームというところが多いわけでございますが、特にその施設ごとにですね、料金を定められておりますが、やはりどこもですね、月当たり十万円を超える金額となっているところがほとんどというような認識しております。  これに対して特別養護老人ホーム、介護保険法では介護老人福祉施設ということになりますが、介護保険サービスの利用者負担、それから居住費、食費を含めて軽減を受けずとも十万円未満で収まるというような経済的なメリットがあるわけでございます。そうしたところから入所を希望する方も多いというふうな施設となっております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)説明があったとおりですね、特養のメリットとして初期費用がかからずに月額の費用がかなり安い介護施設であり、低所得者の方々が利用、使用しやすいものだというふうに認識しております。  年金収入のほうですけれども、厚生労働省が発表しています令和元年度厚生年金保険、国民年金事業の概要によると、会社員など厚生年金に加入している人の支給額は平均で月額十四万円ほどでございます。平均なので参考値にしかなりませんけれども、今回の改正で百二十二名の方が負担増になったということで、これまでも頑張ってやってきたところをさらに切り詰めて生活しなければならなくなったんじゃないかなというふうに思います。  年金収入がですね、百二十万円を超える方々が今回対象になるということなんですけれども、少ない年金収入からですね、年間二十五万五千六百円の負担は年金生活者に対して大変厳しいのではないでしょうかということで、市の見解を伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)介護保険課長。 ◯介護保険課長(奥野博文君)再質問にお答えいたします。  議員おっしゃるように食費が一日当たりですね、新たにできた段階の方、第三段階二)の方につきましてはそれまでの六百五十円から千三百六十円に、倍以上に上がっております。  この食費につきましては最初の答弁にございましたように、平成十七年の九月以前は所得にかかわらず保険給付の対象となっておりました。それはデイサービスやデイケアなどの通いのサービスにおいてのお昼御飯についても同じように保険給付がされておりました。平成十七年の改正のときにそのデイケア、デイサービスの食費に対する保険給付についてはもう収入所得にかかわらずなくなったというような改正がされております。  そうした在宅での要介護生活を送られている方とのですね、公平感の確保とか、あるいは保険料、あるいは税負担する方々との公平性の確保といった観点からですね、最初の答弁と重なりますけれども、より公平性の確保ということと保険給付も若干低減されるということで保険料の軽減にもつながってくる、そして制度の持続可能性にもつながってくるというふうに考えておりまして、御理解をお願いしたいというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)特別養護老人ホームはですね、希望者が多く、なかなか入れないというふうに聞いております。現在入居されている方々、また今後入居を検討されている皆さんが安心して暮らせることが大切じゃないかなというふうに思います。今回のこの話は国の制度なので変えることはできないというふうに思いますが、本当に困っている方々にしっかり手を差し伸べてあげることは大変大事なことじゃないかなというふうに思います。ぜひ検討していただきたいというふうに考えます。  ちょっと時間がないんですけれども、四項目めの宇佐ブランド認証についてでございます。
     宇佐ブランド認証ですね、登録はしたんやけどうまく売上げが伸びない商品があるのか気になるところではございます。売上高のワースト商品とか把握されていますでしょうか、伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)観光・ブランド課長の出口でございます。多田羅議員の再質問にお答えいたします。  ブランド認証品の分については毎年ですね、認証の事業者に聞き取りをさせていただいて、その実績を報告してまた評価させていただいているところでございます。で、ワーストというか売れていない商品もございますので、そういった分はしっかり把握しております。金額で言いますともうゼロとかいう分もございますので、そういった分の取扱い等も検討しているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)ブランド認証後、取得後に継続の条件等があるのか伺います。 ◯議長(衛藤博幸君)観光・ブランド課長。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)今、その聞き取りの中でですね、どんどんどんどん数だけ増やしていけばいいということでもございませんので、そういった部分の聞き取りをする中で基本的には一定の売上高の基準を設けさせていただいて、それを三年間様子を見てクリアするかどうか、それと三年間の平均価格で最終年度でそれがアップしているかどうか、そういった部分を基準で継続について判断させていただく。価格だけじゃなくてですね、いろんな条件がございますのでそういった分を加味しながら審査委員会、それから本部会議で判断していくということにしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)多田羅純一君。 ◯八番(多田羅純一君)ブランド係が発行している宇佐の力の通信の発行回数だとかいろいろ聞こうと思ったんですけれども、フォローだけしっかりしていただきたいと思います。  以上で終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、多田羅純一議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。なお、再開は十一時十分といたします。  暫時休憩します。                 休憩 午前十一時〇〇分               ───────────────                 再開 午前十一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き、会議を開きます。  一般質問を続行します。  十八番 高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)皆さん、おはようございます。十八番の高橋宜宏です。傍聴の皆さんも早朝よりありがとうございます。  さて、私、昨日の一般質問を聞いておりまして、河野健治朗議員と吉田議員の執行とのやり取りを聞いていて、十数年前宇佐市に講演でやってきた政治評論家の岩見隆夫さんの著書で「政治に必要なのは言葉と想像力とほんの少しのお金」というあの本を思い出しました。実は私、この本を熟読、玩味しているんですけれども、私も金はありませんよ、金はありませんが、言葉と言葉を磨き、想像力を豊かにしようとこれ、努めてきたんですけれども、政治にはやはり言葉と想像力だけではなくて、あの体格とあのいかつい顔も必要だなあとつくづく思いました。  その点私、何かこう、優しい顔していますよね。だからね、幾ら厳しく執行に言ってもね、例えば養豚場問題なんかをずっとやっていますけれどもほとんど聞き届けられないんです。だからこの二人に昨日ちょっと嫉妬をいたしました。私も気を取り直してですね、今日またいろいろ質問をしていきたいと思っております。  まず、第一の質問は院内町の養豚場問題についてです。  一部豚舎と工作物三基の建築確認申請が提出されておらず、宇佐市が違法性を確認して既に二年六か月になろうとしています。これまでの答弁を要約すると、昨年十二月にようやく構造計算書を添えて報告書が提出されたが、幾つかの書類が不足、本年一月五日に一月二十日の期限付で提出を求めている。期限は大幅に遅れ、三月八日に不足書類の一部が提出され、報告書の審査を行った。その結果、三月十二日に建築士あてに報告書の内容に対する質疑事項を渡し、回答及び追加検討の指導を行うとともに、他の不足書類の提出を促したという。その後、新たに別の疑義が見つかったことから、五月二十一日に追加の質疑事項の照会を行い、回答と他の不足書類の提出を求めているとのことでした。その後、これはどうなったのでしょうか。  次に、平成三十年九月定例会の一般質問で養豚場が汚水の放流許可を取得しないまま違法に用水路に垂れ流している問題を指摘して以来、はや三年三か月が経過しました。六月定例会一般質問では昨年十二月七日付で提出された放流許可申請書については、申請書を受け付けし、審査を行ったところ、添付書類に不備があったことから補正を求めていましたが、期限までに業者からの提出はなかった。そのため、業者に対して必要事項について再度説明を行い、本年三月十七日付で不許可通知を送付し、申請書の再提出を求めているとの答弁でした。これについてもその後の状況をお聞きいたします。  第二の質問は、行政手続の電子化についてです。  大分県は二〇二三年度末までにスマートフォンで二十四時間三百六十五日、どこでも手軽に行政手続ができるよう電子化を進めています。年間百回以上の利用がある計三百八十三件は二〇二三年度末までにオンラインで対応を可能にし、従来の紙ベースの窓口申請と併用し、電子申請が主流となるよう利用促進に力を入れるといいます。また、現金で扱う窓口支払いのキャッシュレス化も推進していくといいます。  そこで宇佐市の行政手続の電子化とキャッシュレス決済の現況と今後の見通しや計画を併せてお尋ねをいたします。  第三の質問は太陽光問題についてです。  太陽光発電設備の設置が引き起こす景観や自然破壊などの問題が各地で深刻化しています。毎日新聞が四十七都道府県を取材したところ、三十七府県がトラブルを抱えていることが判明しました。太陽光問題は開発と環境の両立が必要になるわけですが、こうした中、五月に成立した改正地球温暖化対策推進法は再生エネルギー施設を積極的に導入する促進区域を設定することを市町村の努力義務としています。つまり、開発を認める土地と認めない土地に分けて立地規制するゾーニングと呼ばれる手法です。  さて、太陽光に対し現在野放し状態の宇佐市ですが、今後どのような対策を講じていくおつもりなのでしょうか。  以上で最初の質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、高橋宜宏議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、行政手続電子化の市の現状と今後の見通し等についてでありますが、市では現在国が定めた自治体DX推進計画に示されました特に国民の利便性向上に資する手続のうち、二十六の市区町村対象手続について順次オンライン化を進めております。既に児童手当関連の十手続については国が運営するマイナポータルでの申請を可能としているほか、残り十六項目についても来年度中での整備完了に向け、各種調整を進めているところであります。また、それ以外の行政手続や届出に関しても今年度に新たに導入した民間システムを活用して順次オンライン化を進めております。現時点においては具体的な目標年限等は定めていないものの、今後庁内の委員会等で進捗状況を管理しながら電子化を推進していきたいと考えております。  一方キャッシュレス化につきましては、本年十月から県内の自治体に先駆けて窓口手数料のキャッシュレス化を試験的に導入いたしました。現在は決済方法がQRコードに限定されておりますが、本格導入に向けクレジットカードなどの取扱い種別や支払科目の拡大について調査・研究を進めております。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの院内町養豚場問題についての一点目を建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、院内町養豚場問題についての一点目、建築確認申請に係る質疑事項の回答及び不足書類の提出はその後どうなったのかについてですが、十一月十八日を期限として疑義事項の回答及びほかの不足書類の提出を求めていましたが、提出されなかったため、十一月十九日付で建築基準法に適合していない違反建築物として指導していく旨の通知を行い、併せて是正計画書及び擁壁関係規定適合確認書を令和四年二月末までに提出するよう指示しております。  今後の対応といたしましては、期限内の是正計画書の提出を求め、審査、指導を行ってまいります。また、豚舎については引き続き建築基準法第十二条第五項に基づいた報告を求めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの院内町養豚場問題についての二点目を院内支所長 久保文典君。 ◯院内支所長兼院内支所地域振興課長(久保文典君)皆さん、おはようございます。院内支所長の久保でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えします。  一項目め、院内町養豚場問題についての二点目、放流許可申請について申請書の再提出を求めているとの答弁だったが、その後どうなったのかについてですが、提出期限である本年六月三十日までに申請書の提出がされなかったことから、七月六日付で申請書の提出依頼を行いました。その後、提出期限である九月三十日までに提出されなかったため、申請に必要な排水計画等について事前協議を行っているところです。  また、放流許可申請の添付書類として地元の同意書等が必要なことから、地元東・納持の環境を守る会と業者との協議の場の設定について調整を図り、申請書を提出するよう指導を行っていきたいと考えています。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、三項目めの太陽光問題についてを総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十八番 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。  三項目め、太陽光問題について、太陽光発電設備には今後どのような対策を講じていくつもりかについてですが、太陽光発電設備については、設置行為そのものを規制する法令がないため、市では開発に伴う災害防止や景観維持などの観点から平成二十七年度に再生可能エネルギー発電設備設置指導要綱を制定し、適切な運用に取り組んでおります。  そうした中、今回地球温暖化対策推進法が改正され、地域の再生可能エネルギーを活用した脱炭素化を促進する事業に係る促進区域等を定めることが地方公共団体の努力義務とされました。議員御指摘のとおり、再生可能エネルギー施設の設置には開発と環境の両立が必要であり、特に大規模な太陽光発電設備については、周辺環境との調和等十分な環境配慮が必要であると考えております。現時点では国から法改正に関する具体的な内容が示されていないため、促進地域の設定方針などについては未定ですが、国の動向を注視しながら情報収集に努め、関係各課で十分協議を進めていきたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十八番 高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それでは順次、再質問をしたいと思います。まず、養豚場問題の擁壁の問題です。先ほどの答弁に対してなぞることになるかもしれませんが、確認かたがた少し詳しくお聞きしていきたいと思います。  三月十二日以降に見つかった疑義事項、それから五月二十一日に追加の質疑事項の照会を行い、回答と他の不足書類の提出を求めているとのことでしたが、具体的にどんな疑義が見つかり、どんな追加の疑義事項があったのか、また、具体的な不足書類とは何なのかをお尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築住宅課長の畑迫です。十八番 高橋議員の再質問にお答えいたします。  提出された構造計算書のうち、構造計算書の算定の根拠であるとか、その考え方が分かりませんでしたのでそれを明確にするように質疑事項として挙げております。追加の質疑は土圧の影響等についての考えのほうを求めておりました。  不足書類については、配置図とあと申請書の第二面、これは建築主等の概要等になるんですが、その分が提出されてないので求めておりました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それからヒアリング等でいろいろ話を課長としたときにですね、県と相談して十一月十二日に養豚場へ提出をした書類がありますよね。この内容がどんなものだったのか、お聞きいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)お答えいたします。  県とは提出期限を設けることだったり提出されない場合の法的な対処方法についてを協議を行いました。具体的な内容については協力関係になりますので詳しくは申し上げられませんが、あと十一月十八日の書類の分については期限までに質疑事項の回答や擁壁関係規定適合確認書の提出がない場合は、違反建築として是正を向けた指導を行っていく旨の内容になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)十八日を期限としてこれらの文書提出を求めて、提出されなければ建築基準法違反とみなすということでしたが、先ほどの答弁では十八日にこれも出なかったんですよね。で、十八日に提出されなかったということは宇佐市は擁壁について建築基準法の基準に適合していない違反建築とみなしたわけですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)一応建築基準法のほうの擁壁に当たるところで、擁壁の分はその構造の技術的基準を満たしていない、それは構造計算書のほうで判断するんですけれども、その分の根拠が出せないということで、違反建築として今、みなしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)そして十九日に新たに宇佐市から文書を提出したそうですが、その内容を具体的にお話できませんか。それも期限を来年の二月末と区切ったんですよね。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)回答いたします。  十九日に出した文書は十八日までに提出がありませんでしたので、その旨で次の違反建築として指導をしていくという内容になります。これは、あと加えて令和四年の二月二十八日までに一応期限を設けて是正計画書とまた、擁壁関係規定適合書の確認書を出すように指示をしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)この是正勧告書の中には「建築基準法第八十八条第一項 その他関係規定に適合をしていないと考えられる」とありますけれども、私ね、建築基準法第八十八条を読んでみたんですよ。よく分からないんであなた、かいつまんでね、ちょっと説明してくれない。簡単に。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)建築基準法第八十八条は、擁壁等の工作物を他の条項に準用する規定になっています。  違反項目といたしましては施行令の百四十二条にあるんですけれども、規定する構造に対する技術的基準を満たしていないものが一応違反の内容になっております。具体的には土圧等により擁壁が崩壊、転回、基礎が滑らないことが構造計算で確認ができなかったことになります。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それから、二月末までに是正計画書を提出するように言っているわけですけれども、計画書を提出させ、その後どう是正してもらおうとしているんですか。これも具体的にお願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)まず、是正計画書は違反内容、是正方法、是正責務を理解してもらって是正に結びつけるよう指導してまいります。具体的には違反事項を明確にして、適法な状態に近づくよう是正方法を示した計画書を作成してもらいます。そして、その計画に従い是正工事を実施してもらいます。  市としては、違反建築物適正化マニュアルに沿って県、弁護士、関係者らと協議しながら是正に向けた指導を行っていきたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私、心配なのは来年の二月末までにこの文書が提出されなかったり、それからこれまでのようにですね、時間稼ぎで適当に対応していたりということも考えられるんですが、そのときにはどうなさるおつもり。これも県と弁護士に相談してくれと事前に私は言っていたんだけど。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)基本的には違反建築物適正化マニュアルに沿って対応していくんですけれども、是正計画は是正方法の考察や資金計画などもあり、ある程度の時間を要すると考えております。まず建築主と面談をし、再度指導協議を行っていきます。で、二月末に期限になっているんですけれども、随時建築主とは面談をして指導のほうを行っていきたいと思っております。  それでも理由もなしに計画書が出ない場合は、勧告を行っていくことになりますが、相手側が再三の呼出しに応じなかったり、違反事実を理解せずに是正方法、是正意思を示さないことがあれば措置命令を行うこととなります。  以上です。
    ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)はっきり私は申し上げますけれどもね、この業者はやはり悪質です。宇佐市は特定行政庁ですから特定行政庁としてですね、違法建築に対しては除去命令などね、先ほどの行政的な措置を講じる必要があると思っているんですよ。この点もですね、もう一遍、県と弁護士さんのほうにやっぱりじっくり相談しながらやっていってほしいと思いますが、いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)建築住宅課長。 ◯建築住宅課長(畑迫智統君)違反建築物の是正指導は違反者の違反の内容、法令等の趣旨、違反を是正することを責務を理解してもらい、違反者に対して違反建築物の影響、事故の可能性、刑事罰や民事訴訟のリスクを認識させて、是正に向けて粘り強く厳正かつ毅然に取り組んでいきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)この擁壁の問題は課長の努力でちょっと一歩前に進めた状況なんですよ。期待していますので頑張ってくださいね。  次に、放流問題についてです。  さっきの答弁を聞いても私、千年河清を俟つというね、中国の古い言葉がありますけど、これを今、ほうふつといたしました。残念でなりません。地元の承認もないまま違法状態で汚水を放流している問題もこれ、議会で指摘して既に三年三か月がもう経っているわけです。  法的な問題をこれも弁護士さんに相談してほしいと言いましたけど、どういう回答だったですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(後藤博文君)院内支所産業建設課長の後藤です。十八番 高橋議員の再質問にお答えします。  弁護士の見解につきましては、東・納持の環境を守る会、養豚業者の双方から文書が提出されているということから、双方が直接協議をする場を再度、調整する努力がまず必要である。その協議の場で折り合いがつかないことはどの部分か明確にさせ、解決方法がないのか、細部の問題まで詰めていくことが必要であるということでございました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)弁護士先生が言ったとされるこの双方が直接協議する場を再度調整する努力が必要であるというのは、これはもう弁護士先生が言うまでもなく私たちがずっと言ってきたことであります。今さら本当、弁護士先生に聞くまでもないことだということで、この回答もちょっと失望しています。  十月五日に院内支所で行われた定例報告会、これがありましたね。で、後藤産業建設課長が放流問題について養豚場から今後は交渉に応じないと言ってきたとの話がありましたが、この原因は何なんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(後藤博文君)お答えします。  原因につきましては、守る会の主張、それから業者の主張、それぞれこれまでの経緯等食い違う部分がございます。その食い違う部分があったことから、これから直接協議はしないということでございました。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)私が聞いたのはそのことではなくてアクセスの土砂崩れがあって、それをその守る会に最初に言ったのが何か不服だったというふうな話をあなたから聞いたんですが、そうじゃないんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)院内支所産業建設課長。 ◯院内支所産業建設課長(後藤博文君)お答えします。  経路の部分の問題でございますけれども、この中には民地、共有地等がございます。民と民の問題もございますので、詳細については控えさせていただきます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)それも構いませんけど、私はそういうふうにあなたから聞いたんですけれども、これとて言いがかりですよね。あちら側の言いがかりだと思います。ただ、その原因をつくったのはあなたたちなので、それはあなたたちもその言いがかりに対してはちょっと反省をしなきゃならない件だと思いますよ。  それから弁護先生がこうも言っているんですね。協議の場で折り合いがつかないのはどの部分か明確にさせ、解決方法がないか細部の問題にまで詰めていくことが必要と言っているようですけれども、これももうそのとおりですよ。我々も何度も試みたことを再度なぞっているだけの話で、これもちょっと弁護士先生の回答としては失望をしています。  要は業者は擁壁問題もそうですけれども、この放流問題も何とか是正しようとすればお金がかかるということだと思うんですよ、本音は。だから、できるだけお金をかけないで先延ばしにしようということでこれまでずっとずってきたこの問題だと思うんですね。だから私が弁護士先生に相談しろと言ったのはこういうことではなくてですね、この悪質な業者であるということを前提に法的な問題を相談してほしいということで、あなたに投げかけたんですけれども、これでは回答と言ったって本当の回答にならないので、次回までにもう一遍先生にお聞きしてください。  それとね、これは重要なことです。行政でもういかんともし難い、どうにもできないんだと、手を挙げますと、あなたが回答すれば私は一切この問題は撤退します。それも約束しますので、その代わりそういう、いや、一切何もできません、もうなすすべがありませんと回答してください。  以上です。  第二の項目、行政手続の電子化についてです。  国連世界電子政府ランキング、これネットに載っているんですけれども、この電子政府ランキングに対する国連の評価でですね、私は驚いたのは一位二年、二期連続デンマークですね。で、二位が韓国なんです。で、日本は前回十位だったんですけどずっと下がって十四位になっております。特に日本が指摘されているのは人的資本の評価が低いということです。  日本は長い間、私は科学技術先進国とかものづくり大国と呼ばれて、私にもそういう矜持が国民としてあったんですけれども、この新型コロナウイルスの流行で行政のデジタル化の遅れが顕在化してですね、自治体にとってデジタル改革が本当に叫ばれるようになって、そして、今年の九月一日にデジタル庁ができたんですけれども、この行政のオンライン化への第一歩は利用者が特定できるID制度なんですね。で、日本はアメリカ、イギリス、ドイツなどに先駆けて国民ID制度であるマイナンバー制度を実施したわけです。ところが残念ながら二〇一八年の個人情報の流出事件や利用機会が少ないこともあって、マイナンバーカードの交付枚数率は総務省が発表している二〇二一年十一月一日時点でも全国平均が人口の三九・一%にとどまっている実態があります。  宇佐市の直近十一月一日で結構ですが、宇佐市全体の交付率と市役所職員の交付率、それから管理職の交付率も聞いてみたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。高橋議員の再質問にお答えいたします。  まず、市全体の交付率でございますが、一昨日の答弁にもございましたが、三〇・七%でございます。次に、市職員ですが、これちょっと調査の関係で九月末時点でございますが、職員全体が四一・九%、管理職が五七・七%となっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)宇佐市の三〇・七%もこれは全国平均からいっても大分低いんですけれども、私は職員の交付率というのは一〇〇%に近いんかなあという期待を持ってお聞きしたんですけど、非常に低迷していますよね。それから管理職だってまだ五七・七%ですか、これも一〇〇%にしなきゃいけませんよね。これで市民にさあ、マイナンバーお願いしますと言えますか。一言だけ聞いてみよう。  課長、これで市民に「さあマイナンバー、いい制度ですよ。どうぞ登録してください。」これ、言えます。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  これまで庁内でも本当にちょっと市民課、発行になっていただいている部署任せだというところがございましたので、DXの担当課としてもですね、今後しっかりと、最近国のほうもこれまでの税、社会保障、災害の三分野以外にもマイナンバー拡大というような報道がなされておりますので、どういうことにマイナンバーが使えるのかというところの周知をしっかり図りながらですね、推進を図っていきたいと思っています。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)市長以下ね、管理職、それから職員挙げてこのマイナンバーの交付率を高める努力をしていってほしいと思います。  町村レベルだと一位が新潟県粟島浦村で人口が少ないんですけど三百四十四人で七五・九%、交付率ですよ。二位が大分県姫島村でこれ、千九百三十三人の人口で七五・八%。市レベルですとね、トップは石川県加賀市、人口が六万五千三百七人で交付率が七〇・七%、二位が高知県宿毛市で人口一万九千八百九十五人で六八・七%、三位は宮崎県都城市、これ人口多いんですよ、十六万三千五百七十一人で六七・五%です。宇佐市はこの半分以下ですね。大分県の平均が三八・〇%、大分市は四一・五%、中津市が四一%。やはり先ほども申し上げましたけれども、改めて宇佐市もこの交付率を高める努力をお願いしたいと思います。  それからですね、昨日の衛藤義弘議員の答弁でもありました、執行の答弁でもありましたけれども、新たなポイントを付与する計画も政府も考えているようですが、マイナンバーカードがいまいち普及しない原因もあるんですね。これは気持ちは分からないでもない。国民に個人情報保護とセキュリティ確保に対しての漠然とした不安がやっぱあるようなんですね。  で、今後も宇佐市の行政手続の電子化とキャッシュレス決済について市民の利便を図るべく利用促進に力を入れたいと思いますけれども、やっぱりこうした個人情報保護とセキュリティ確保についてが必要となっていくと思うんですけど、これについてどうお考えですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  DXの推進を図る上でですね、当然情報の流出等が市民の皆さん一番の心配事ではないかなと思っています。国のほうもですね、自治体DXの推進計画の重点取組項目の一つにセキュリティ対策の徹底ということを掲げておりますので、市としても遅滞なくまた適正に対応していきたいと思っています。  具体的には個人情報保護法のシヨウの改正、これ今まで国、地方、民間で異なっていた定義等を一元化するというところ、また、匿名加工情報の取扱いに関する規律を明確にすると。また、セキュリティ対策ではネットワークの強靱化やですね、次期自治体情報セキュリティクラウドの実行などですね、物理的及び疑似的な安全対策の充実を予定しています。また、当然ですが職員のですね、研修ということも継続して行ってまいりたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)もう一つ重要なのがICT人材の確保だと言われています。九月一日に発足したデジタル庁がデジタル人材の確保に悩む地方をサポートを今後していくというような情報も聞いていますけれども、宇佐市はICT人材の確保をどのように行っていくおつもりなんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  当然私を含めてですね、なかなか新しいことに難しい部分が勉強するべきことが多いんですが、一応人材確保に関しましては外部人材の登用とですね、育成と二本柱で考えています。外部人材につきましては今年度、国の制度なんですが活用しまして、情報化推進アドバイザーという方にですね、定期的に市に入っていただいておりまして、自治体DXの進め方について助言いただいています。また、先般はですね、管理職全員を対象にですね、研修等を行ったところでございます。育成に関しましては担当職員の専門的研修等をですね、定期的に実施しているところでございます。  今後も来年に向けてですね、また国の制度を活用したそういう外部人材の登用制度、財政的な措置もございますので、そういうことに関して今、協議を行っているところでございます。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)ぜひ、頑張っていただきたいというふうに思います。  三項目めの太陽光問題に移ります。  日本が太陽光発電を急いできた背景というのは、これは東京電力の福島第一原発事故によって原発の安全神話が崩壊したというところから出発しているんですけれども、ただ全国で急激に太陽光発電が普及して分かってきたのは、太陽光がエコのイメージとは裏腹に各地の里山や住民生活を脅かす公害の温床になっている現実もあるわけです。ただ一方で、気候変動対策というのは、これは世界に共通する待ったなしの課題でもあります。そこで、設置業者の監督強化や設置市に害を与えない規制の構築などが必要となるわけです。  まずお聞きしたいのは、現在宇佐市にはメガソーラーと言われる事業用太陽光発電がどれくらいあり、その総面積と年間発電量はいかほどか、お尋ねいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。高橋議員の再質問にお答えいたします。  まずメガソーラーでございますが、一般的に一メガワット以上のですね、出力を超える大規模システムを指しております。二〇一二年に導入されたfitと呼ばれる固定価格買取り制度の導入によってですね、本市はじめ全国の設置が促進されているところでございます。  ただ、事業日程自体がですね、国の事務であることからなかなか地方自治体において全容把握をするということがちょっと困難な状況になっております。ただ明確な数値として申し上げられるのが答弁にありました指導要綱ですね、市が二十七年に設置、届出があった十四件のうち、計画上でございますが、メガソーラーと思われる案件を抜き出しますと計七件、面積は四十二ヘクタール、年間発電量が二千二百万キロワットアワーとなっております。ただ、これ要綱制定前に計画されておりました宇佐神宮裏のですね、案件等が入っておりませんので、現実よりかなり低いんじゃないかなと思います。  ちなみに経済産業省がホームページでですね、公にしている事業計画認定情報から本市のメガソーラーと思われる物件を抜き出すと約二十五件程度ございました。面積や発電量は非公表でありましたが、発電出力から推計して発電量は約八千万キロワットアワー程度ではないかなというふうに考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)分かりました。  最近私読んだこれ、産経新聞でしたけれども、太陽光発電で気になる情報が載っていましてね。全国の太陽光発電で三割から四割当たりが外資系資本だというんです。特に多いのが中国系なんですけれどもこれ、ある大学の先生が面積で表しているんですけど、面積でいうと東京の山手線の内側の面積の十倍、これ、外資系が買占めてやっていると言われているんですけれども、宇佐市はそういう何というか、チェックとか調査とかそういうのはないんですか、やっていませんか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  先ほど申し上げた要綱に基づくですね、届出の中に今、規定している書類等でですね、なかなかその辺りを読み取ることはちょっとできない状況でございます。また、実際要綱届出以降にですね、運転開始に当たってまた途中事業譲渡等もですね、頻繁に行われているという事例がありますので、なかなか全容を把握できていないというようなところが正直なところです。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)今後ちょっとね、大きな事業所の申込み等があったときにはその辺もやっぱチェックしていたほうがいいのかなと思ったりもしています。  これ、二〇一四年に景観を損なうとの苦情を受けてメガソーラー建設に関する規制条例を全国に先駆けて条例を制定したのが由布市でした。それから二〇二一年一月に土砂災害などの防止措置に懸念があるとしてメガソーラー計画を不認定にしたのが和歌山県です。それから山陽新幹線の線路脇ののり面に設置された太陽光パネルが崩落し、新幹線が一時運行を見合わせた問題もありました。太陽光パネルに反射した光が差し込んで住環境が損なわれる御近所問題が深刻化し、訴訟に発展したケースもありました。  このように全国的に太陽光発電をめぐる様々なトラブルが起こっているんですけれども、宇佐市はこれまで太陽光発電をめぐるトラブルはなかったんでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  先ほどから申し上げている指導要綱のほうにですね、地元との理解を得ることということをうたっておりますので、基本的には誠意を持って対応いただいていると思っています。ただ、過去遡りますと議会でも再三取り上げられた安心院緑の庄や北馬城でのですね、事例、トラブル等があったと認識しております。  また、近年でございますが、事前に地元に計画変更に際してですね、連絡がなかったというようなことや、建設中の現場において台風による大雨で敷地内に土砂が少し流れたというような事例を把握しております。ただ、いずれも解決済みであると認識しております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)まあ設置をした後のアフターケアというかそれはもう行政にとってのアフターケアというか、そういうものもやっぱり重要になってくると思いますので、これからもちょっと注視しておいていただきたいというふうに思います。  それから毎日新聞によりますと現在、百三十八自治体が条例を制定していることが分かっていますね。この中でそれぞれ自治体が知恵を出して規制している規制の種類を四パターン紹介しています。一つは禁止区域の指定をしているのが三十七自治体、例えば大津市は古都保存法が定める歴史的風土特別保存地区は禁止区域にしています。  それから首長の同意、許可を必要とするという自治体が七十六自治体。岩手県、遠野市は事業面積一万平方メートル以上は許可しないとしています。また、静岡県伊東市は太陽光パネル面積が一万二千平方メートル超は同意しないとしています。  それからこの分類でいくと三番目ですけれども、住民への事前説明を必要としている自治体が百二十八自治体あります。福岡県直方市は事業面積三千平方メートル以上は説明会を義務づけています。  それから、もう一つのパターン分類は廃棄費用の積立などを義務づけている自治体が五十四自治体あります。神戸市は事業面積五万平方メートル以上の場合、事業費五%相当額の積立を義務化しているといいます。  宇佐市は再生エネルギー発電設備設置指導要綱、あるんですね。先ほどもお話をなさっていました。平成二十七年に制定しているんですけど、条例がないんです。要綱はあくまでも行政機関内部における内規ですから法規の性質を持っておりません。法規制である条例の制定とかは考えていないんですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。
    ◯総合政策課長(本浪 亮君)お答えいたします。  近年はですね、買取り価格の下落などもありまして本市では開発件数は減っているものの確かに全国的にはそうした規制条例を定めている自治体があることは認識しております。また、平成二十八年に改正された再エネ特措法ではfitの認定に当たり、認定基準の一つとして再エネ事業者に関しまして条例を含む関係法令の遵守が盛り込まれたということがございますので、適正な手続を誘導する上でですね、確かに御指摘のとおり要綱より条例のほうが一定の効果が発揮できるのではないかなというふうにも考えております。  一方で、国ももう議員御指摘のとおり改正地球温暖化対策推進法に基づくゾーン設定においてですね、自然保護区域など除外することでトラブル等を回避しながら再エネ導入を加速しようという新たな動きも出てきております。こうした動きは自治体においてあまり規制の動きが広がるとカーボンニュートラル達成の足かせになりかねないのではないかという判断もあったのではないかなと推察するところでございます。  そうしたことからまずはですね、国のそうした動きをしっかり注視しながら並行して市として再エネ促進とですね、トラブル抑制両立へのですね、有効な手段として関係課とともに条例についても調査・研究を進めてまいりたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)大体執行答弁で調査・研究するっちゅうのはしないということらしいんですが、最後にまとめに私ね、持ってきているのがこういう話なんですよ。再エネ促進区域の設定というのはこれはポジティブゾーニングと呼ばれて、逆に再エネを推進する区域を設定して積極的に再エネの新規開発を促す狙いがあるとも言われているんですが、それは分かるんですよ私も。政府がそういうふうに考えているということも分かっています。  ただね、ゾーニングというのはこれ、区別と区分けという意味がありましてね、要は開発を認める土地と認めない土地に分けて立地規制することだと私は理解しているんですよ。で、そういうふうに言っている人たちもいます。積極的に促進させる区域と規制する区域を設けることはやはり必要ですよね。宇佐市でも当然そういう、ここは駄目だという区域があると思うんですよ。私は神宮周辺、これはもうやめてもらいたいと昔から言っているんですけれども、もうできてしまいました。  で、その調和が肝要だと私は思っています。ですから、条例制定もね、そういうふうな内容でもいいんですよ。だから最初からもう調査・研究で腹の中でやりませんちゅうことじゃなくってね、本当に、いろんな自治体がいろんな知恵を出して頑張っていますよ、ね。それはメッセージを業者に送るということにもなるし、まちづくりの何か理念にもなるんですよ。条例は非常に重要です。  前回のときに私、村八分にかけてですね、田舎暮らし条例というの、これだってね、全国に発信できますよ。あれも何か調査・研究レベルだったのが最近は担当課長がやりませんみたいな雰囲気になってしまっているのが非常に残念でならないんです。まちづくりの条例というのは理念をその中に盛り込むことができるわけです。情報発信のできる課長、課長有能だから、あなたに期待しているから私は申し上げているんだけれども、やっぱり情報発信できる条例を考えてくださいよ。  いかがですか。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)しっかり努力したいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)高橋宜宏君。 ◯十八番(高橋宜宏君)今、聞いてなかった、私。いやいや分かりました。今回六分ほど残しました。この六分がもったいないなとは思いますけれども喜ぶ議員さんが多いんで、これで終わりたいと思います。  どうもありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で高橋宜宏議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中でありますが、ここで昼食のため暫時休憩をいたします。なお、再開は十三時十分といたします。  それでは、暫時休憩します。                 休憩 午後零時〇四分               ──────────────                 再開 午後一時十分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)皆さん、こんにちは。十三番 辛島光司です。一般質問に入る前に少しお話をさせていただきたいと思います。  コロナが少し落ち着いたような状況の中で年末を迎え、年始を迎えようとしております。このまま変異株も広がらないことを願いつつ慌ただしい年末年始に向けて過ごしたいと思っております。その中で、このコロナの中で私の身の回りで感じたことを少しだけお話しさせていただきたいと思います。  今日のこの議会が終わった後、私、ふるさと学習で小学校に行きます。お囃子の指導者として毎年やっているんですけれども、通常ですと放生会まで練習ということなんですけれども、コロナの中で夏越祭り、放生会とありませんでした。子供たちの披露の場もなかったんですけれども、文化継承という大きな目的の下、次年度にまた引き継いでいくためにある程度の練習回数をということで学校と打合せをして、十二月の今日が今年度の最後の練習日となっております。  いろんなことがあるにせよ今年の六年生は夏越し、放生会と経験ができずにいました。そういった中でも一生懸命笛を吹き、太鼓を覚えて練習してきた六年生に今日最後、三時からの練習でそれには間に合わないと思いますけれども、その最後、終わりまでに何とか駆けつけられたらなあと。そして六年生にまた来年以降放生会等の参加、文化継承に対して労をねぎらいながら今後の継承についてまたお願いをしたいなと思っております。  何はともあれ宇佐市全域において様々な影響が出たコロナ禍でございますけれども、時は進みますし、私たちも前に向いてできることをやっていくしかないのかなと。そのために活発な議論がこの議会でできればというふうに思っております。そういった理由で今回質問が少なくなったわけではございませんけども、少数精鋭でやりたいと思っております。  それでは、一般質問に入ります。  一項目め、生活道と通学路の整備について。  一点目、松崎地区、小学校の通学路になります、の主要道路が南北への一本道となっております。災害時等迂回できるように何らかの方策が取れないか、お聞きいたします。  二点目、五百羅漢入り口からの道路整備の必要性は以前からも求めてきましたけれども、現在の状況と計画についてお聞きしたいと思います。  三点目、西大堀地区のクリーンセンターへの道路、都市公園に向かっての道路が暗い。見守り灯・街路灯などで明るくできないかお伺いいたします。  二項目め、子供たちの生活環境整備について。  一点目、特に周辺部からの図書館、児童館への交通網の整備を充実できないかお伺いいたします。  二点目、健康に関して、健康診断等の場においても含めて専門家との連携についての現状をお聞きします。  よろしくお願いいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、辛島光司議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、子供たちの生活環境整備についての二点目、健康に関して専門家との連携はについてでありますが、本市では令和二年度から妊産婦、乳幼児等の状況を継続的、包括的に把握し、支援する目的で子育て世代包括支援センターを子育て支援課内に開設し、保健師、助産師、管理栄養士、保育士、家庭児童相談員と連携して継続的な支援を行っております。  また、一歳六か月児検診などの健康診査や五歳児すこやか相談会などの子育て相談会では小児科医をはじめ歯科医、臨床心理士、言語聴覚士、作業療法士等様々な専門職の方々と連携して実施しているところであります。  さらに、医師会、歯科医師会、産婦人科及び小児科の医師等で構成する母子保健対策小委員会を年一回開催し、母性及び子供の健やかな成長や保護者の子育て支援、地域の母子保健体制や医療の充実に向けての情報共有や連携を図っております。  今後とも各種専門職と連携し、妊娠、出産、子育て期の切れ目のない支援に努めてまいります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの生活道と通学路の整備についてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、生活道と通学路の整備についての一点目、松崎地区の主要道路が南北への一本となっている。災害時等迂回できるようにならないかについてですが、議員御質問の市道につきましては、市道放生会線で松崎橋から和間小学校までの間左右に家屋があり、道路幅員が四・七メートルと狭隘になっていることから、県公安委員会が大型車両の通行禁止や時速三十キロメートルの速度規制を行っているところでございます。  市では平成二十五年度から平成二十八年度において側溝、舗装及びグリーンベルトの改修を実施し、平成二十九年度には高欄の腐食が進んだ松崎橋について高欄及び橋梁補修を行ったところです。  また、地域からの要望により集落中心付近の放生会線から西側の市道及び農道を結ぶ里道を地元負担金による準市道整備として今年度から三年計画で実施しており、整備後には平均幅員三・五メートルの迂回路として利用可能となります。  二点目、五百羅漢入り口からの道路整備の計画はについてですが、この路線は地元より平成二十年度に舗装に関する要望書が提出され、江島公民館周辺の舗装及びポットホール等の補修による維持管理を行っています。  道路整備の計画については現時点では決まっておりませんが、観光資源である五百羅漢への路線でもあるため、地区の要望や交通調査及び関係機関との事業調整などについて今後、協議してまいります。  三点目、西大堀地区のクリーンセンターへの道路が暗い。見守り灯・街路灯などで明るくできないかについてですが、本市では見守り灯については集落間や周辺に家屋等がなく、地域で設置困難な場所に対し自治会等の要望に基づき設置しており、また、電柱がない場合にはポール柱及び電線の設置を行うとともに修繕等の維持管理も行っております。なお、電気使用料については要望のあった自治会等に負担をお願いしております。  今後、設置への要望がありましたら、地域及び関係者等と協議させていただき、早期な対応を図ってまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、二項目めの子供たちの生活環境整備についての一点目を総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。十三番 辛島議員の一般質問にお答えをいたします。  二項目め、子供たちの生活環境整備についての一点目、図書館、児童館への交通網整備を充実できないかについてですが、このたび市役所本庁に路線バス等が乗り入れ可能なロータリーが完成し、また、JR柳ヶ浦駅についても来年度中には駅前広場にロータリーが整備される計画となっております。  それらは公共交通の結節点としての役割が期待されていますので、バス事業者に路線バスの充実について要望を行うとともに、今後取組を予定する市地域公共交通計画策定作業の中でも調査・研究してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  十三番 辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)答弁ありがとうございました。順次再質問を行っていきたいと思います。  まず、一項目めの一点目、松崎地区からの迂回路についてでございますけども、地元の要望により今年度から三年計画で西側の市道及び農道を結ぶ里道を整備していくということで、これが幅員三・五メートルの迂回路として利用可能ということで、これが一本できるだけでも確かに随分、地元の方にとっても利便性が上がると思います。課長御存じのようにさっき狭い四・七メートルの中にグリーンベルトがあって、一本道なんですね、避難場所の小学校に向かうにしても。あそこで何かあればもうどん詰まりというか、ふん詰まりのような状態になってということで、もう地元も随分危惧しておりました。これで一つ、西側へ迂回路として利用可能ということで大変、喜ばしいと思っております。  これ、また今後、小学校の付近、東側ですね、和間というのは松崎小学校があるところを中心に西と東とで両方から来るような形になっております。また、東の地元の区長さんも何か危惧していて、計画も含めて考えるところがあるみたいですので、まずはこの西側で三年間、もう三・五メートルと決まっている以上これ以上はでしょうけども、また地元と協力してしっかりした迂回路、また整備をお願いしたいと思います。  これはもうこういうことでもう実施ができるということなので、以上で結構ですけれども、この放生会線、ずっとツルサキヒュームからまだ降りてきています。つい先日、そこでまた接触事故が起こりまして、子供の通学時において子供と車の接触事故がありました。ツルサキヒュームからその下も狭いんですね。あそこ下り坂であの先はトラックも通れるということでもあります。で、通学時・通勤時、蜷木の踏切に向かってのところというのは車もすごく多くてですね、接触事故が起こってやはり下り坂なので離合すると離合もそんな余裕がない箇所でたまたまそこで子供が歩道からちょっと足を踏み外したところで接触ということで、大きな事故にはならなかったんですけども去年でもやっぱり事故、接触がありまして、大変危ない通学路ということにもなっております。  何か、取りあえず早急に注意喚起ができることがないかなと思うんですけれども、早急に何か対策として課としてできることあれば、お願いしたいんで教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)土木課長の熊埜御堂です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  放生会線の先ほど議員がおっしゃいましたところについてはもう議員からすぐ御連絡いただいて、すぐ現場のほう見に行かせていただきました。確かに小さな歩道がある箇所と歩道がなくて側溝に蓋が架かってない箇所、そういったものもございましたので、のり面からの排水処理を考えまして、蓋も架けられる範囲に蓋を架けて幅員を広げる、もしくは子供が通れるように少しこう、白線を引いてあげてですね、子供が通れるような通行帯といいますか、歩けるスペースを確保できるようにとか、あと、ドライバーが子供のほうに寄らないように少しこう誘導するような何らかの安全対策というのは必要かと私も考えましたので、議員おっしゃるように何らかの対応は図っていきたいと、安全対策に努めたいと考えております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)事故を受けてこども会でも保護者が集まって話をしてですね、登校班をどうしようかとか、あそこの道路を横切らなきゃいけない家庭とかもあったりしてですね、事故を受けてこども会で集まっていろんなお話も出ました。また、そういった案を学校を通してこども会等ともやり取りしながら改善に向けて、どうかよろしくお願いいたします。  それでは二点目の五百羅漢の入り口についてですけれども、舗装も傷んでいますし、あそこくぼんでいるというかですね、そういった状況で隣に溝もあったり、拡幅だけでいいのか、舗装のやり替えだけでいいのか、できれば蓋があったほうがいいとかいろんな意見も地元もそうですし、利用者としてもあろうかと思いますけども、その辺の意見集約も含めてどういった整備が考えられるのか、あれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)土木課長。 ◯土木課長(熊埜御堂峰一君)お答えいたします。  柳ヶ浦高校の横にあります市道でございますが、今、県のほうが整備をしております宇佐本耶馬渓線を四車線化、柳ヶ浦高校の前をやっております。前は二車線でしたので、大型バスとかが曲がりにくかったと。で、今回四車線になるので曲がりやすくなるんですが、確かに柳ヶ浦高校と道路の間に大きな溝というか水路がございます。  今年ですね、市内四高等学校の校長会とうちの市長のほうの懇談会がございまして、柳ヶ浦高校からもそこの分について蓋架け等はできないかという要望が来ておりましたので、関係機関と調整をしました。道路としての蓋架けというのはなかなか大きな水路な関係上難しいんですが、今後、いろんな県の事業、また市の公共下水道の雨水対策等、そういったことで対応が可能かどうかは調整をさせていただければと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)ありがとうございます。課長はじめ行政として会話も含めて努力していただけているものと理解いたしました。無理なことはできないし、その中で協議の下、最善の整備をまた目指してぜひ前向きに進めていっていただきたいなと思っております。お願いいたします。  三点目の街路見守り灯・街路灯、お話も若干私、聞きました。見守り灯、これ地区が電気料の負担ということでございますけれども、それは確かに私も存じ上げております。今回のこの質問の趣旨は都市公園をクリーンセンターができます、で、都市公園ができます。公共の施設で迷惑施設、ましてや都市公園で活性化という、人もいっぱい来てほしい、にぎわってほしいという目的で整備をされていくものと思っております。  そうしたときに、そこに人が集まるのに明るく人を、今の計画、流れでいきますと公園も夕方も使えるような感じになるし、夜ももうお客さんも来るでしょう、近隣の人が歩いて来る方もいれば、自転車で来る学生の方もいるでしょうし、予約施設ということもあります。  そういった全てのことを含めてその公共施設の下に明るいイメージ、そして安全、近隣の地区はもとより安全で明るいイメージの下での街路灯ということでございますので、この負担を地区に求めるということになるとまた少しですね、生活道路とは密接につながってはないので、それを地区の負担でということになるとなかなかそれは厳しいということですので、その辺が明るいイメージアップ、安全な施設の周辺、公共施設の周辺という観点からどういった明るくするための方策があるのかな、ぜひそういう方向にお願いしたいなということでの質問でございます。どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)都市計画課長。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)都市計画課長の城でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  今、議員の御要望でございます街路灯という形でいくと先ほど答弁の中にもございましたとおり、街路灯という部分でいくと見守り灯もなかなか、それはもう地元に出していただくということと、街路灯で市が造る道路につけるとなると、そこは市の街路灯としての支払いとかいうのもありますが、今回クリーンセンターと都市計画公園ということの周辺ということでございますので、これについてはそれぞれ整備する都市公園であれば都市公園の施設としてですね、その都市公園の中に街路を周りを明るくするようなものをつけたりですね、また、それは十分検討してまいりたいと思っておりますし、私の所管ではございませんがクリーンセンターサイドのほうでまたそういったことは考えられるのかですね、そういったことはまたお伝えというか、私もまた話をする機会があればそういったお話もさせていただきたいなと思っております。  以上でございます。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)周辺、やはり交通量の増加、もちろん収集車の車両も含めてですね、利用者等も含めてそういった心配もされております。道路の形状、もう今までも話が上がっているとおり、そして学生も集えるような場所になるんじゃないかという期待の下で、そういったそこに対する動線、明るいイメージで安全に利用していただくという趣旨から何かしらが必要だろうと、明るくするためにもぜひ、担当課一つだけでこれ、決まることでも確かにないでしょう。そういったことを含めて広域、都市計画、土木課で今後協議をまたしていっていただきたいと。で、総合力ですばらしい施設、公園にしていっていただきたいと思っておりますので、また今後私もお願いをしていくと思います、御相談させていただくと思いますけれども、ぜひ前向きによろしくお願いいたします。  それでは続きまして、二項目めに入ります。  今後取組を予定する市、地域公共交通計画策定作業の中でも調査・研究をしていくということでございます。今回のこの趣旨は図書館も最近すごく充実して私も時々子供と一緒に行って本も借りたりDVD借りたりもするんですけども、大変、何ですかね、本当、一言で言うといい雰囲気の図書館になってきたなと感じております。機器の導入も含めてですね。  子供も土曜日そこで宿題をしたいと言ってそういう歳にもなりまして、周辺部からなかなかそこに子供近くの方は自転車で来たりされている方も散見されますし、なかなか週末、土曜日なんかも特にですけども、子供が行きたいって言っても親の都合等もありますし、周辺部の方がなかなか子供だけでは、中学生も含めて行けないということもございまして、図書館、児童館へ何か交通網ができないかなというのをお願いしているわけでございますけれども。  どうなんですかね、見てみたらコミュニティバス、あれは土曜日使ってないですね。そういったものも活用して土曜日月一回、例えば各中学校区の小学校にその路線を土曜日だけ組むとかですね、月に一回でもそういったことでしていただくと、周辺部の小中学生も図書館に自分たちでも行ける、勉強もしに行けるということができるので、そういったことをぜひ検討、これまでされているのであればその内容、今後についてもちょっと一言お聞かせください。 ◯議長(衛藤博幸君)総合政策課長。 ◯総合政策課長(本浪 亮君)総合政策課長の本浪です。辛島議員の再質問にお答えいたします。  私が認識している限り今までそういう角度でのアプローチというかですね、研究というのはなかったんじゃないかなと思っております。今回新たに法律も変わりまして、地域公共交通計画をつくる中で、国のほうもですね、求めていることは単なる交通課題の解決だけじゃなくてですね、それを通じてまちづくり、福祉であったり観光であったりとかですね、当然子育ても含めてですね、総合的に地域の輸送資源を使ってうまく仕組みができないかというところでありますので、ちょっと今回いただいた課題も正直大きいかなとは思っているんですけどね、計画策定の中で少し考えていきたいなと思っております。
     以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)従来というか一昔前ですと駅川地区にこれがある、あそこにこれがある、で自分たちの中学校区にはないと。こういった代替になるようなものが欲しいという訴え方もあってきたんだと思うんですけども、公共施設の見直し等もこれからも計画に則ってやっていく中で、そういった公共施設の面積増となるようなことをなかなか、財政的にもそうですけど、言いにくい。  その中であるものに対してどう、その周辺部に住んでいる子供たちも情報格差とかいろんなことを言われますけれども、極力それに向けて解消する努力、方策を考えていただきたいという趣旨でございますので、確かにないものからまた何かつくっていこうということで大変なハードルも幾つかあろうかと思いますし、ただ、大変それは周辺部の子供たちにとって喜ばれることになりますので、ぜひ前向きに、一つずつ課題を取り除けるように頑張っていただきたいと思います。また今後ともちょっと御相談させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  では、続きまして二項目めの二点目です。  昨日若山議員もヤングケアラーについて質問いたしました。私もその前段ですね、早期発見、早期治療についてずっと推進を求めてきました。私は今回専門家、ずっとそうなんですけど専門家、特に私がおっしゃっているのは子供の弱視等も含めて目に関するところでございます。  そこでの、今、スポットビジョンスクリーナーでしたっけ、導入をして三年半健診での目の異常の発見率、使用前と使用後の発見率の推移等簡単に分かるものがあれば教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)子育て支援課長の西田でございます。辛島議員の再質問にお答えいたします。  本市では令和二年度に三歳六か月健診における視力検査で、これまでの視力検査に加え、スポットビジョンスクリーナーのですね、導入をしております。それにより近視、遠視、乱視、不同視等のですね、スクリーニングをすることが可能となりまして大変精度が上がっております。ですので、導入後はですね、かなり精密度が上がっていると思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)まだ数値の集約まではできてないということですね。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)すいません、数値につきましては件数等もですね、数値も上がっているんですけれども、その中で精密になる方の件数も上がっているという形になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)前も触れましたけど、機械自体はすごく優秀だと思います。保護者の方の発見漏れだとか検診での発見漏れが随分少なくなっているというのは事実だと思います。これ、厚生労働省も今年度からですね、百万円ぐらいする機器に対して五十万円の補助を出して各市町村に導入を進めているといったことでございますし、これ、異常等が数値的に発見された場合にその後はどのような何ですかね、接し方というかフォローをしているのか教えてください。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  健診でですね、検査したときにそういった異常であるかとか、要観察であるかとか、要精密であるかというような形でですね、検査結果がきます。まず検査の中でですね、少し異常があるのではないかという判定が出た後にそういった形でまた医療機関のほうから内容が返ってきます。その後、またフォローしていくという形になっております。  また、子育て世代包括支援センターを今、設置しておりますので、窓口でもですね、また検査を行いたいという方には実施もしております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)この機器の先進地等、こういった機器をもっと早くから導入している自治体等もございましたね、随分あると思います。そういったところはこの機器を導入して視能訓練士等の専門家と一緒にその数値が出たことによってその後のフォロー、その数値の意味、どういった可能性、いろんなそういったケアまで含めた指導もされているというふうに私も聞いております。  想像してみたときに、異常が出ました、その両親も子供もやはり何ですかね、それが何なのか、どういった意味なのか、どうすればいいのか、どこまで考えなきゃいけないのかとすごく不安にもなります。その数値によってじゃあその時点で今後、どこまでのことをしなきゃいけないのか等も不安になります。  そういったことがその場所に専門家がいて、相談ができて、的確に次はこういった行動をと、こういった数値だったらそんなに心配しなくていいですよと、そういったことまでも専門家がいればその場で話ができると。そういった観点からその場で検診会場でその専門家にその機器を取り扱って見てもらうということが可能かどうか、お聞きしたいと思います。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  視能訓練士をですね、検診会場に配置されている市町村もございますが、宇佐市の場合はこちらのですね、スポットビジョンスクリーナーのほうをですね、設置して早期発見に努めているところでございます。  このスクリーナーをですね、設置しているのは宇佐市が県内で最初という形になっております。その中で検査結果によって精密になりましたら医療機関につなげさせていただきます。で、医療機関の中で視能診療訓練士の方とまたそういった御相談のほうをですね、していっていただいております。また、市としましても、市内にいらっしゃるですね、視能訓練士の方にアドバイザー的な立場でですね、いろいろとその結果について相談させていただいておりますので、そういった形で進めております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)子供とその保護者の立場でいくと、その場で相談をすぐ直ちにできて、行政の目的としたらあったものを病院につなぐ、そういったことは当然私も大事なことだと思います。そこで異常が出た保護者と子供の気持ちになると、すぐその場で寄り添える専門家の方がいて、その後こうすればいいよ、ああすればいいよ、これはこうだよって心のケアも含めて的確な相談に乗れる方がその場にいるというのはすごく大きなことで、つなぐことも大事ですよ、その間にもっとできることもあるんじゃないかということが、私が思っていることなので、また今後、私もちょっと今度検診会場とかお邪魔させていただいてどういったようにやられているのかまた拝見させていただきたいなとも思いますし、ヤングケアラーの問題もそうですけれども、やはり実際当事者になった方、それとその家族というのはなってない人から見るよりもより一層様々な不安、また対応策も含めてすごく深い悩みに包まれますので、それをやっぱり分かったときから早期発見することは今、一歩前に、大きな一歩を踏み出したと思っておりますけども、もう少し踏み込んでケアができるような体制を模索していただきたいと思っております。それが先進地のこともあるでしょうし、また、私も勉強しながらいろいろ御協議をさせていただきたいなと思います。  これは数値は、何人の人が発見されたとか、何%でもいいんですけど、これの数値はいつ頃出る予定ですか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)数値につきましては年度ごとに出しております。今、ちょっと詳しい資料のほうを持ち合わせておりませんので、また、後で提出させていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)その機器ですね、今、三歳半健診と就学前にも使用しているんですかね。使用していないですか。すいません、お願いします。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  三歳六か月児健診では全員に実施しております。一歳六か月児健診では希望者の方に実施しております。それ以外の時はですね、市役所庁内の子育て支援課のほうにそちらの機械がございますので、窓口等でですね、言っていただいたら別の個室を御用意しましてそちらのほうで検査させていただいておりますので、個々でお電話、御連絡いただくという形になっております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)できれば一歳半も全員が可能だったら全員していただきたい。一歳半でも分かると思うんです、きっと異常がある子供はですね。で、三歳半健診は全員と。そして三歳半でも見逃して就学前で発見される方も恐らくいらっしゃると思う。で、就学前でやるのか、それか一番いいのは四歳、五歳等園にですね、各園、要望があった園にその機材、もしくは使える専門家の方も含めて、園とかに要望があればそうやって行って、検査自体はもう一人一分とか何かそんな感じでしたよね。一分ぐらいでできるということだったと思うので、そういってやっぱりどうしても見逃しというのは出るし、発症自体が三歳半までにあるのか、四歳であるのかということもありますので、その辺、市が全員検査というのはなかなか厳しいでしょうから要望があればそうやって園にその機材と人が行って、年に一回検査をできるようなことを、何ですかね、そういった何か策が取れればいいのかなと。  そして、やっぱり六歳から八歳でもう目の弱視の矯正とかも含めて大体、目の視力が固まってしまいますので、三歳半で見ましても、四歳、五歳で発症しても、早ければ早いほど目の回復にはつながっていきますので、その辺貸し出して、簡単に貸し出せるものじゃないでしょうけれども、考えていただきたいと思いますけれども、どうでしょうか。 ◯議長(衛藤博幸君)子育て支援課長。 ◯子育て支援課長(西田洋子さん)再質問にお答えいたします。  こちら今、市が持っておりますスポットビジョンクリーナーはですね、生後六か月の方から検査ができる機械となっております。操作が簡便で誰が測定しても一定の精度で検査が実施できるということで、こちらをですね、利用させていただいているんですけれども、こちらにつきましてはそういった検査ができるということをですね、いろいろ周知のほうもしていきたいというふうに思っております。  また検診会場でですね、あと相談会等でですね、こういったものを実施するのはですね、様々なですね、母子保健機関の方々と協議しながらですね、考えていきたいと思っております。  以上です。 ◯議長(衛藤博幸君)辛島光司君。 ◯十三番(辛島光司君)私が執拗にこの問題を取り上げるのはね、私の子供にも問題があって、それを三歳半健診で見つけられなかったという思いの下でずっとこれをやっています。言い方を変えれば、三歳半で見つけられなかったということの下でそれが三歳半で発症したのかしないのかも分かりませんけれども、四歳、五歳とそういった可能性を一つずつ潰していくことが大事じゃないかという思いでやっております。  もちろん、六か月でも三か月でもやっていただくほうがいいですし、三歳半を越して就学前までにもまだいろんな策があると思います。それをぜひ専門家も含めて、しっかり考えていただきたいと思います。これはまた今後も私のライフワークとともになっておりますので、訴えてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上で、私の一般質問を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で、辛島光司議員の一般質問を終結いたします。  ただいま一般質問の途中ではありますが、ここで暫時休憩いたします。  なお、再開は十四時ちょうどといたします。                 休憩 午後一時五十三分               ───────────────                 再開 午後二時〇〇分 ◯議長(衛藤博幸君)休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)中本でございます。私はですね、非常に質問の分量が多いですので早速本題に入りたいと思います。  では、御質問します。  一項目め、宇佐高田医師会病院の早期建て替え推進についてお伺いします。  一点目、宇佐高田医師会病院の建物は老朽化が著しく、早期の建て替えを実現すべきであります。国、県の動向や市民が受益者となる豊後高田市の動向を含め、現状と課題をお伺いします。  二点目、休業中のはちまんの郷グリーンパークホテルうさを宇佐高田医師会病院の成人病検診センターに転用し、また、病院自体を同ホテル近くに移転する計画があると報道されています。宇佐市医師会はかつて同地に移転を計画しましたが、本格的な調査の結果、ドクターヘリの運用に支障が起こり得る鉄塔の存在や周辺の水圧など、安全性の観点から同地への移転を公式に撤回した経緯があると聞きました。それがなぜ、ホテルの休業と同時期に同地への移転に動き出したのか、市民の理解が得られる透明性の高い説明を求めたいです。  なお、この質問は、市民の安全が軽視されていないかを心配するものであり、同地への移転に関して賛成・反対に偏らない中立的な立場で行うものである点、御理解いただきたいと思います。  三点目、はちまんの郷グリーンパークホテルうさの跡地利用については、透明性の高い公募により決定すべきではないでしょうか。また、市が所有する周辺土地の無償譲渡や無償貸与を求められた場合には、第三セクター方式による市の積極的関与も検討してはいかがでしょうか。  二項目め、都市計画についてお伺いします。  市では住民要望に応じ、各地各所の整備に積極的に取り組んでいると認識しておりますが、全体的な都市計画と各地でのミニ開発との整合性を維持していく問題意識を有していますでしょうか、お伺いします。  三項目め、ごみ収集についてお伺いします。  一点目、市のごみ袋販売について売上げと利益の状況をお伺いします。ごみ袋の品質に関して周辺自治体との違いはありますでしょうか。  二点目、長洲、柳ヶ浦、四日市などでごみ集積所に指定されていない自宅前等にごみ出しがされている事例があります。ルール違反であるだけでなく、まちの景観にとってもマイナスであります。ごみ集積所は市内に二千三百か所程度指定されていると記憶しておりますが、それ以外の場所に独自のごみ出しが行われる事例も長年続き、拡大しているとの声が収集現場から聞こえてきます。収集現場は疲弊しています。自治会にも協力していただき、ごみ出しマナー向上の活動をじっくりと進めてはいかがでしょうか。  四項目め、火葬場の使用料についてお伺いします。  宇佐市葬斎場やすらぎの里の市内使用料は十二歳以上一体一万五千五百円、中津市風の丘葬祭場は同一万二千円、豊後高田市悠久の杜は無料となっています。宇佐市の使用料について算定根拠を知りたいとの声や、できれば周辺自治体との料金差を解消してほしいとの声を聞きますが、市の認識はいかがでしょうか。  五項目め、マイナンバーカードの普及促進についてお伺いします。  市役所へ自動車等の移動手段がない高齢者から各地区へマイナンバーカード発行の出張手続をしてほしいとの声を聞きますが、検討してはいかがでしょうか。  六項目め、アーバンスポーツの振興についてお伺いします。  東京オリンピック・パラリンピックによる国民意識の高揚があり、スケートボードやMTB(マウンテンバイク)等のアーバンスポーツに関する宇佐市民の関心も高まっていると感じます。始めてみたいが練習場所がないという声も耳にします。市の認識をお伺いします。  七項目め、ICT、情報技術の利活用推進についてお伺いします。  市民の方から宇佐市はICT分野の取組が進んでいるとの声をよく聞くようになりました。これはよい傾向でありますが、例えば民間企業との包括連携協定を結んだ後、個別具体的な取組は進んでいますでしょうか、お伺いします。  八項目め、自宅介護についてお伺いします。  市内には要介護度の高い家族を自宅で介護している例も少なくありません。自宅介護の苦労を市はどのように把握していますでしょうか。  九項目め、フードロス対策や子供の居場所づくりについてお伺いします。  一点目、市も高い関心を有し、各種積極的に取り組んでいると認識しておりますが、現状と課題をお伺いいたします。  二点目、子供食堂の運営を続けていくためには現実として運営資金の問題も大きいと現場の声を聞きました。市の認識と対応はいかがでしょうか。  十項目め、投票率の向上についてお伺いします。  親の背中を見て子供も将来投票へ行くよう、子連れ投票を促進してはいかがでしょうか。  十一項目め、市役所前の新たな広場や駐車場の活用についてお伺いします。  一点目、足の不自由な方や車椅子の方も駐車場から庁舎へと移動しやすいよう駐車場からの動線や段差を改めて確認してはいかがでしょうか。  二点目、新庁舎完成記念式典に伴うイベントには多くの市民が集い、楽しみ、喜ばれました。このように市民に喜ばれる広場として今後も積極的に活用されることを期待しますが、市の認識はいかがでしょうか。  十二項目め、燃油・ガソリン代の高騰や円安の進行についてお伺いします。  燃油・ガソリン代の高騰や円安の進行は市民生活にも大きな影響を与えていますが、市の認識はいかがでしょうか。  十三項目め、SDGsについてお伺いします。  市の推進状況を御説明願います。  十四項目め、道の駅についてお伺いします。
     開設時期及び公募の方針はいかがでしょうか。道の駅周辺だけでなく、広く市内の団体個人から公募への関心の声が聞かれるようになってきました。公募に際しては広く呼びかけてはいかがでしょうか。  十五項目め、市長主導による歳入増加策についてお伺いします。  一点目、ふるさと納税に関する取組状況はいかがでしょうか。返礼品の充実にも努めていると認識しておりますが、返礼率について市の考えを御説明願います。  二点目、地方交付税交付金は宇佐市にとって貴重な財源であります。特別交付税について市長のトップ外交による霞ヶ関への要望活動も行われていると聞きますが、その内容について御説明をお願いします。  十六項目め、市民の健全な資産形成についてお伺いします。  一点目、貯蓄から投資へと国が推進し、資産形成に関する国民の関心は高まり、例えば高校家庭科においても資産形成の指導が行われることになりました。積立NISA等による健全な資産形成の啓発を市は行ってはいかがでしょうか。  二点目、市内では、金融マルチ商法等による詐欺被害も公表されない事例も含め多数発生していると認識しております。市の対策はいかがでしょうか。  十七項目め、うさ児童館の運営状況についてお伺いします。  平成二十七年三月にオープンして以来、蔵書や遊具が充実してきた実感があります。また、父親の利用も多く、よい傾向であると感じております。施設の現状と課題に関して市の認識をお伺いします。  以上、御質問させていただきます。 ◯議長(衛藤博幸君)それでは、中本 毅議員の一般質問に対する執行部の答弁を求めます。  まず、宇佐市長 是永修治君。 ◯市長(是永修治君)市長の是永でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  十五項目め、市長主導による歳入増加策についての一点目、ふるさと納税の取組状況、返礼品の充実と返礼率についてでありますが、令和二年度における本市へのふるさと納税による給付額は二億六千七百五十万五千円で過去最高の実績となりました。本年度は十一月末の速報値で二億九千五百七十三万円、前年度実績を既に上回っております。これは副市長をトップに関係部課長で構成するふるさと納税推進委員会の下、魅力的な返礼品の品ぞろえ、効果的な広告広報、明確な事業活用と報告の三つを柱にして様々な取組を行ってきた成果が表れたものと考えております。  議員お尋ねの返礼品については、平成三十一年四月時点では百三十四品でありましたが、焼酎やブドウなどを中心に多種多品目の品ぞろえに努め、令和三年十月には五百二十七品まで拡充いたしております。また、令和二年度の返礼率は二七・一%で、返礼品の調達に係る費用が受入額の三〇%以内という地方税法の枠組みの範囲内となっております。  二点目、特別交付税の要望活動の内容についてでありますが、地方交付税制度は地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民にも一定の行政サービスを提供できるように財源を保障するもので、自治体ごとに一定の基準で財源不足を算定して交付される普通交付税と、普通交付税では捕捉されない特別の財政需要に対して交付される特別交付税があります。  このうち特別の財政需要については、私自身毎年総務省にて要望活動を行っております。今年度は新型コロナウイルス感染症に係る事業や台風九号及び七月・八月豪雨等の災害復旧事業、また子育て支援策や移住対策をはじめとした市まち・ひと・しごと創生総合戦略の施策に基づく事業などについて要望を行ったところであります。  以上で私からの答弁を終わりますが、その他の質問につきましては担当部課長から答弁いたしますので、よろしくお願いをいたします。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの宇佐高田医師会病院の早期建て替え推進についての一点目及び二点目と、八項目めの自宅介護についてと、九項目めのフードロス対策や子供の居場所づくりについての二点目と、十七項目めの宇佐児童館の運営状況についてを福祉保健部長 岡部輝明君。 ◯福祉保健部長兼福祉事務所長兼介護保険等認定審査会事務局長(岡部輝明君)福祉保健部長の岡部です。五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  一項目め、宇佐高田医師会病院の早期建て替え推進についての一点目、国、県、豊後高田市の動向も含めた現状と課題についてですが、医師会病院は昭和五十六年に宇佐市、豊後高田市の地域医療の拠点病院として開院し、平成二年には地域、職域の健康増進の役割を担う地域成人秒検診センターを併設しました。第二次救急指定医療機関や僻地医療拠点病院、災害拠点病院、第二種感染症指定医療機関など、多岐にわたってその役割を果たしています。  また、昨年新型コロナウイルス感染症の大流行に対しては、北部医療圏における唯一の第二種感染症指定医療機関としてコロナ患者の入院治療はもとより、コロナワクチン接種に関して市と連携し、十分な対応をしていただき、改めて医師会病院の重要性を認識しているところです。  そのような中、市医師会は国及び県が策定した地域医療構想、地域医療計画に沿った形で医師会病院建設基本計画を策定しており、今後の人口減少や医療需要を見据え、地域にふさわしい医療機能の充実を目指し、早期に新病院と検診センターの建設を進めるとしています。市といたしましても、関係機関と連携を図りながら重要課題として協議してまいりたいと考えております。  なお、現在ようやく建設基本計画が策定されたばかりであり、国・県・豊後高田市の動向については市医師会からは特段聞いておりません。  二点目、ホテルの休業と同時期に同地への移転に動き出したのか。市民の理解が得られる透明性の高い説明をについてですが、医師会病院の移転候補地決定の経緯については、平成二十七年の市医師会臨時総会において、はちまんの郷東側余剰地を候補地とする案が承認されております。その後、高架線の影響でヘリポートの設置が困難であることや、公共下水道の許容量の問題などにより、平成二十八年の市医師会理事会において柳ヶ浦駅南側への変更案が承認されました。  そうした中、平成三十年七月の西日本豪雨において建設したばかりの新病院が冠水する事案が発生したことから、災害拠点病院としての役割を果たすため、高台に病院を建設する方向で令和二年四月の医師会建設準備委員会において協議されています。  同委員会では、既存のヘリポート利用も視野に入れながら、災害拠点病院としての役割を果たすこと、市民プールの排水を公共下水道から河川放流へ変更できたことで、公共下水道の許容量の範囲に収まることなどが確認され、直後の市医師会臨時総会で変更案が承認されました。  建設基本計画の配置計画ではグリーンパークホテルうさの近隣に建設する案について、新病院に必要な面積が確保しやすいことや病院利用者、医療提供者にとって利便性の高い新病院が建設できるとしています。  次に、八項目め、要介護度の高い人の自宅介護の苦労を市はどのように把握しているかについてですが、要介護三以上の重度者は平均年齢の上昇に伴い増加する傾向にあることから、自宅で生活する重度の要介護者も増加していると認識しています。  自宅介護の苦労については市に寄せられる相談のほか、各地域包括支援センター、居宅介護支援事業所等の支援機関を通じ、おむつなどのごみ出しが大変である、転倒の危険があり家を空けられない。身体介護に体力が必要といった実態を伺っています。また、家庭内で介護を抱え込んでしまい、把握できていない世帯もあると考えています。  市としましては、今後とも各種制度の普及、在宅介護を支えるサービスの基盤整備等を通じ自宅で介護を行う方を支援し、見守りネットワークの活動により抱え込みを防ぐとともに、介護予防の取組や医療専門職との連携により介護度の重度化防止に努めてまいります。  次に、九項目め、フードロス対策や子供の居場所づくりについての二点目、子供食堂の運営を続けていくためには運営資金の問題も大きいと聞いたが、市の認識と対応はについてですが、市内では現在五か所の子供食堂が運営されています。本市では今年度からは子供の居場所づくり推進事業として子供食堂の新規開設費用に二十万円、既に開設している事業者が機能強化をする場合に十万円を補助しています。  子供食堂は直接地域の方々からの食品提供を受けたりし、社会福祉協議会などのフードバンクに寄せられた食品を活用しています。特に、今年十月末より約二週間、フードドライブ事業として各家庭で不要となった食料品を多くの市民から提供していただき、市社会福祉協議会を通じて子供食堂などに届ける取組を行いました。  最後に十七項目め、うさ児童館の運営状況について施設の現状と課題に関して市の認識はについてですがうさ児童館はゼロ歳から十八歳までの児童や保護者等が自由に集うことができ、遊びを通して児童の健全育成、子育てを応援する施設です。児童館には子育て支援コーディネーターの資格を持つ職員が子育てサロンで子育て支援情報をお伝えしています。それにより平成二十七年三月のオープンから利用者は右肩上がりで増加し、平成三十年には年間約二万九千人の利用がありました。  しかし、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各部屋に人数制限を設けたことで利用者は減少していますが、本館、体育館合わせて同時に七十五名まで利用できます。平日は利用人数の上限に届くことはありませんが、休日、祝日は満員になることがあり、一時間の時間制限を設けて多くの家庭・児童が利用できるように努めています。  今後も新型コロナウイルスの感染状況を注視しながら、子育て家庭がより利用しやすい施設となるよう、指定管理者の市社会福祉協議会と連携してまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、一項目めの宇佐高田医師会病院の早期建て替え推進についての三点目と七項目めのICTの利活用推進についてと十項目めの投票率の向上についてから十三項目めのSDGsの市の推進状況までを総務部長 祥雲弘一君。 ◯総務部長(祥雲弘一君)総務部長の祥雲でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えをいたします。  一項目め、宇佐高田医師会病院の早期建て替え推進についての三点目、グリーンパークホテルうさの跡地利用の透明性確保及び市が所有する土地の取扱いについてですが、ホテル建物の活用策につきましては、建物を所有する株式会社グリーンパークホテルうさにおいて医師会検診センターへの業態転換を基本方針とすることが決定済みであることから、当面はその協議の状況を見守りたいと考えております。  また、ホテル建物の底地につきましては市の所有であり、現時点では無償貸与を行っておりますが、今後、新たな業態が定まった時点で具体的な取扱い方法を検討したいと考えております。  七項目め、ICTの利活用推進について個別具体的な取組状況はについてですが、本年二月の民間企業との包括連携協定締結後、当該企業の支援を得て、市内の高等学校三校でドローンや拡張現実技術を使ったARスポーツの体験事業を開催するなど、まずはICTの人材育成に取り組んでいるところでございます。また、並行して各課から上がった行政課題についてICTを活用することで問題解決が図れないか調査・研究を進めていますが、現時点においては公用車六台への運転見守りサービスの実証試験を除いて、具体的な取組には至っておりません。今後は協議が調ったものから順次、導入に向け準備を進めてまいりたいと考えております。  十項目め、投票率の向上について、子連れ投票を促進してはについてですが、公職選挙法の一部改正により、平成二十八年六月から投票所に入ることができる子供の範囲が十八歳未満に拡大されました。これは、選挙人が子供を投票所に連れていくことにより家庭で選挙や投票に関することが話題になるなど、将来の有権者への有効な選挙啓発につながるとの考えから、改正されたものでございます。  なお、十八歳未満と判断が難しい子供は選挙人との区別がつきづらく、子供である同伴者に誤って投票用紙を交付することや、同伴者が選挙人に代わり投票の記載や投函することを防ぐため、同伴者である旨の名札をつけた上で入場をお願いしております。ただし、同伴者の入場によって混雑や喧騒等を生じ、投票所の秩序が保持できなくなるおそれがあると投票管理者が判断した場合は、投票所に入ることができないこととなっております。  このような中、コロナ禍における選挙においては、密の回避等の対応も必要であり、積極的に子連れ投票を促進する状況にはありませんが、今回の衆議院議員総選挙においても子供を同伴した選挙人を多く見かけたところでございます。  十一項目め、市役所前の新たな広場や駐車場の活用についての一点目、駐車場から動線や段差を改めて確認してはについてですが、新庁舎の外構工事が十一月初旬に完成し、十一月二十一日には新庁舎完成記念式典を新型コロナウイルスの感染防止対策を講じた上で執り行うことができました。  議員御指摘の足の不自由な方や車椅子の方の駐車スペースは庁舎南側のひさしの下に七台の専用駐車場を整備し、雨にぬれずに乗降が可能で、そこから庁舎内まで段差もなく利用できます。また、市道の歩道からエントランスホールの総合案内まで点字ブロックを整備しております。今後は、当該駐車場を市民の方が利用しやすいように案内を工夫し、市民の利便性の向上に向け、取り組んでまいります。  二点目、市民に喜ばれる広場として積極的に活用されることを期待されるが、市の認識はについてですが、新庁舎完成記念式典では宇佐ひろばにて式典を実施し、西側駐車場で合同イベントとして麦deマルシェや野菜の直売会などを実施したところです。当日は天候にも恵まれ、多くの方が来場し、大変盛況でありました。  今後の活用につきましては、市の施策に沿った市主催行事や市共催イベントなどを開催するなど、市民の憩いの場、情報発信の場として活用してまいります。  十二項目め、燃油・ガソリン代の高騰や円安の進行は市民生活にも大きな影響を与えているが、市の認識はについてですが、ガソリン、暖房に使われる灯油については現在、約十三年ぶりの高値水準で推移しており、国においては石油の国家備蓄放出や石油元売会社に対する補助金など原油高対策が決定されております。市としましては国の動向を踏まえつつ、調査・研究してまいりたいと考えております。  十三項目め、SDGsの推進状況についてですが、SDGsとは二〇一五年の国連サミットで採択され、持続可能な開発目標です。十七の大きな目標とそれらを達成するための具体的な百六十九のターゲットで構成されており、二〇三〇年までの十五年間での達成が求められております。  本市では、SDGsの理念は昨年三月に策定した第二次市総合計画後期基本計画の取組を進める上で考え方を同じくする部分があることから、定住満足度日本一、交流満足度日本一のまちづくりと歩調を合わせて、持続可能な社会の実現に取り組んでいく方針を掲げました。  そこで、毎年作成する実施計画の策定に当たっては各事業とSDGsとの関連性を問う項目を新たに設定するなど、SDGsを意識した事業コース構築を促すことでその推進を図っているところです。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、二項目めの都市計画について及び十四項目めの道の駅についてを建設水道部長 城 隆弘君。 ◯建設水道部長兼都市計画課長(城 隆弘君)建設水道部長の城でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えいたします。  二項目め、都市計画について、市では各地でのミニ開発との整合性を維持していく問題意識を有しているかについてですが、本市の都市計画については都市計画法に基づき策定した市都市計画マスタープランに基本的な方針を定めており、用途地域を中心に形成されている市街地と周辺部との均衡ある発展に向けて土地利用の誘導や居住環境の整備等に取り組むこととしております。  近年の傾向としてはインフラ整備が進んでいる用途地域内での住宅地の開発に比べ、用途地域の周辺地域において開発面積三千平米未満のいわゆる住宅地のミニ開発が進んでいる状況となっています。中心市街地の空洞化やミニ開発に伴う排水対策等の課題も生じていることから、市といたしましては、用途地域内への居住誘導にも取り組んでいかねばならないと考えております。  今後、本格的な少子高齢化社会の到来により人口の減少が想定されていることから、持続可能なまちづくりを進めるためにも、中心部における都市機能の維持と併せて周辺部との均衡ある発展を目指して各種施策を講じてまいります。  十四項目め、道の駅について開設時期及び公募の方針はについてですが、開設時期については国との一体的な整備を行うことから、国が行う国道十号の交差点改良及び簡易パーキング用地の確保や市が行う国道沿線地域複合施設の用地確保のための事業認定申請等を進めており、当初計画でありました令和四年度末の整備完了予定が令和五年度末の開駅となる見込みとなっております。また、施設の管理運営等方針については、地方創生の拠点となるよう多くの団体等へ情報発信を行い、開駅がスムーズに行えるよう準備してまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)次に、三項目めのごみ収集についてから五項目めのマイナンバーカードの普及促進についてまでと、九項目めのフードロス対策や子供の居場所づくりについての一点目を市民生活部長 加来 定君。 ◯市民生活部長兼市民課長(加来 定君)市民生活部長の加来でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えします。  三項目め、ごみ収集についての一点目、市のごみ袋販売について売上げと利益の状況は、ごみ袋の品質に関して周辺自治体との違いはあるかについてですが、令和二年度歳入は七千三十三万九千円のごみ処理手数料に対し、歳出は指定ごみ袋作成委託千九百七十七万八千円、指定ごみ袋販売委託千五十四万五千円、指定ごみ袋管理・配送料委託三百五十四万六千円、家庭ごみ収集運搬委託一億六千五百七十二万六千円となっています。  ごみ袋の品質についてですが、県内他市では厚さ〇・〇二ミリメートルから〇・〇四ミリメートル、材質は低密度または高密度ポリエチレンとなっており、本市では〇・〇四ミリメートル、低密度ポリエチレンを使用しています。低密度は厚手で透明性があり、高密度は薄手の素材ですが、いずれも機能的に問題はないと考えています。  二点目、ごみ集積所に指定されていない自宅等にごみ出しがされている事例がある。自治会にも協力していただき、ごみ出しマナー向上の活動を進めてはについてですが、市内には約二千三百か所の集積所があり、その中には集積ボックスを置けないいわゆる直置きの集積所も見受けられます。今後もごみ出しマナーの徹底を自治会連合会などの協力を得ながら行っていきたいと考えています。  また、家庭ごみの出し方、分け方については常時ホームページで掲載し、チラシも全戸配布しており、適宜SNS等で有益な情報を発信しながら周知・啓発に努めてまいります。  次に、四項目め、火葬場の使用料について算定根拠及び周辺自治体との料金差の解消に向けた市の認識についてですが、市葬斎場やすらぎの里の使用料につきましては、他の公の施設と同様に受益者負担の原則を基本としています。使用料の設定につきましては、自治会連合会や関係団体、市議会の各代表及び行政職員で構成する市葬斎場やすらぎの里管理運営協議会で施設の整備や維持管理にかかるコストと施設利用者の負担率を基に検討するとともに、旧やすらぎの里の料金等も勘案し、慎重に審議の上、議会の議決を経て、市営火葬場条例に定めているところです。  なお、今後施設の老朽化等により維持管理費の増加が見込まれるため、周辺自治体との料金差の解消に向けた引下げは難しいと考えています。  次に五項目め、マイナンバーカードの普及促進について、各地区へカード発行の出張手続を検討してはについてですが、マイナンバーカードの交付枚数の向上や取得申請の利便性の向上のため、本年八月からおおむね十人以上の希望者がいる職場や地域へ出向いてマイナンバーカードの出張申請を実施しています。実施時期は今のところ令和四年二月までの予定ですが、今後さらに申請希望者が増えることが予想されますので、状況を注視しながら申請や受け取りがしやすい環境の整備に努めてまいります。  最後に九項目め、フードロス対策や子供の居場所づくりについての一点目、市も高い関心を有し、積極的に取り組んでいると認識しているが現状と課題はについてですが、フードロスとは本来食べられるにもかかわらず捨てられる食べ物で加工、販売の過程で発生する事業系と家庭での食べ残しや賞味期限前の破棄などで発生する家庭系に分けられます。  環境省の調査によりますと、平成三十年度では年間二千五百三十一万トンの食品廃棄物等が出され、まだ食べられるのに廃棄される食品は六百万トンと公表されています。本市では十月末より約二週間、各家庭で不要となった食料品でまだ活用できる米約千五百キログラム、そのほか四百六十二点を市民の皆さんから提供いただき、市社会福祉協議会を通じて子供食堂や生活困窮者に届ける取組を行いました。  今後さらにこの活動に多くの市民に参加していただけるよう、開催の際には広報、ホームページ、SNS等を通じ周知・啓発に努めてまいります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)最後に、六項目めのアーバンスポーツの振興について及び十六項目めの市民健全な資産形成についてを経済部長 出口忠則君。 ◯経済部長兼観光・ブランド課長(出口忠則君)経済部長の出口でございます。五番 中本議員の一般質問にお答えします。  六項目め、アーバンスポーツの振興について、スケートボードやMTB(マウンテンバイク)等に関する市の認識はについてですが、アーバンスポーツは公園や路地裏などで楽しむ遊びとして始まった都市型スポーツで、気軽に始められるのが魅力の一つです。スケートボードやマウンテンバイクは東京オリンピック・パラリンピックを契機に大きく注目を集めた若者に人気のスポーツで、スケートボードができる県内の施設としては大分市の大分スポーツパーク東駐車場と田ノ浦ビーチに隣接するT-WAVE、日田市の大原公園スケートボード場の三か所があります。  市としましては、スケートボードの競技人口と施設ニーズの把握や施設整備に係る経費のほか、最近では騒音のトラブルが報告されていることから、設置場所の問題やマウンテンバイクは山道を専用自動車によって走行する危険が伴うスポーツのため、安全管理や実行時の救急対応などの課題があると考えています。  今後は、県内で既に設置している施設の利用状況等の調査を行うとともに、市内の競技人口や市民のニーズの把握に努めてまいります。  次に、十六項目め、市民の健全な資産形成についての一点目、資産形成に関する市民の関心が高まる中、健全な資産形成の啓発を市が行ってはについてですが、議員御指摘のとおり報道によりますと、令和四年度から始まる高校の新学習指導要領では家庭科で金融商品などの資産形成が新たに規定されました。家計の資産形成を進めるためには自助努力が必要であるものの制度整備も重要であることから、国はこれまでNISA等税制優遇制度を活用した家計の資産形成を促す制度を創出してきました。  この背景には、我が国においては欧米と比較して家計金融資産の伸びが低水準にとどまる中、少子高齢化の進展等により将来的な公的年金や家計の維持への懸念等により教育や住宅取得、老後資金など将来的な消費支出に対応するため、長い期間をかけて資金を確保していく手段として投資信託等の資産形成が注目されてきたことが挙げられます。  本市においては、これまで資産形成に関する啓発事業については特段実施はしていませんが、市民の関心度など情勢を注視しながら必要に応じて対応していきたいと考えております。  二点目、金融マルチ商法等による詐欺被害について市の対策はについてですが、市内における金融マルチ商法に関する犯罪の具体的な認知件数は把握しておりませんが、マルチ商法自体の勧誘手口も年々多様化、巧妙化してきています。本市の消費生活センターにも金融マルチ商法に関する相談が寄せられており、相談案件により警察当局へつなげる事案もあります。  啓発活動については消費生活センター相談員のスキルアップのための研修会への参加、公民館等での講座や出張相談会の開催、広報紙やホームページへの注意喚起の掲載、また、ホームページには消費者庁や国民生活センターのホームページにリンクを貼り、最近の事例や特に注意が必要な情報等についていつでも入手し得る環境を整え、未然防止に努めているところであります。  以上で答弁を終わります。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で執行部の答弁は終わりましたが、再質問があれば許します。  五番 中本 毅君。 ◯五番(中本 毅君)すいません、再質問じゃないんですけども、答弁を聞いて最後ちょっとコメントを残して終わらせていただきたいと思います。すぐ終わりますので。  全般的にですね、市役所の皆さん前向きかつですね、積極的に各種取り組んでおられると認識しておりますので、本日のですね、御答弁もそういう評価を僣越ながら申し上げたいと思います。  特に市長主導によるですね、歳入増加策が行われているという点は私はこれまでですね、行財政改革とか公金支出の適正化ということですごく私自身の厳しい認識を述べてまいりましたので、そうした中でですね、歳入増加に対しても市長自身も足を運ばれるし、ふるさと納税は過去最高の実績を残されているということでですね、良い状況なのではないかなというふうに僣越ながら評価申し上げたいと思います。  前回の定例会でも一般質問で観光統計の整備についてということで携帯電話等のビッグデータも活用して観光振興につなげてはというような質問をしたところ、答弁がちょっとよく分からなかったというか、感じで、市民の方からも中本さん、そんな難しいこと質問しても答弁なんか返ってくるはずがないよみたいに言われていたんですけれども、今議会のですね、ほかの議員の質問に対する答弁等を聞いておるとやっぱり早速ですね、通信事業者さんと何か連携を取ってビッグデータの活用みたいなことをですね、考えておられたりとか、その日の答弁では決定してないことは答えられないと思うんですけれども、水面下でですね、いろいろ努力を続けられているんじゃないかなというふうに認識しております。  すいません、再質問じゃなくて恐縮なんですけれども、というようなところでございますので引き続き、ぜひよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。 ◯議長(衛藤博幸君)以上で中本 毅議員の一般質問を終結いたします。  ただいま、市政一般に対する質問の途中ではありますが、本日の会議はこの程度にとどめます。  次の本会議は明日十日、午前十時から再開し、市政一般に対する質問の続きを行います。  それでは、本日はこれにて散会いたします。  長時間にわたり御苦労でございました。                     散会 午後二時四十九分 宇佐市議会...